キャンプに行けば、地頭が良くなり、心身ともに健康になる物凄いメリットがあります。
そしてキャンプの居心地は道具で決まっちゃいます。
皆さんが素晴らしいキャンプを経験して、キャンプにしっかりハマれるように、優れた道具選びのコツとキャンプのメリットを徹底的に掘り下げました↓
自由気ままな車での一人旅。あなたはどんな車を思い浮かべますか?
アウトドア目的で車中泊もするとなると、キャンピングカーやワンボックスのような大きい車じゃないと、というイメージが強いですよね。
でも普段の運転が街乗り中心だと、あまり大きな車は選びませんよね。コンパクトカーに乗っている人も少なくないのではないでしょうか。
よく車でふらりと旅に出る友人。軽では走りが物足りない。けど、大きな車は旅先で乗りこなす自信がない…と友人が選んだ車も、コンパクトカーであるNOTEです。
コンパクトカーで車中泊、ちょっと窮屈じゃないかと思っていました。でも友人によると、NOTEだと意外にそうでもないそうで。
調べてみると、工夫次第で快適に夜を過ごせることが分かったので、お伝えしていこうと思います。
目次
日産NOTEってどんな車?アウトドア向き?

運転していると見かけることも多い日産NOTEですが、いったいどんな車なんでしょう。あまり大きな車のイメージがないのですが、車中泊を初めとしたアウトドアができるのかも気になりますね。
日産NOTEは人気の車

NOTEはいわゆる「コンパクトカー」と呼ばれるタイプの車です。程よいサイズ感で街中で小回りが効くだけでなく、高い走行性能で長距離ドライブも快適にできます。
街乗りも遠乗りもバッチリこなしてくれるのがNOTEの魅力。
普段の買い物や子供の送迎に車を使いたいママにも、週末は気晴らしにドライブしたいパパにもぴったりの車といえます。
そんなNOTEは2005年に、E11型と呼ばれる初代型の発売が開始されました。
それ以降、時代とともに改良やE12型へのモデルチェンジなどを重ね、2018年には新車販売台数No. 1という実績も残しています。
これぞまさに人気の証!日本で一番選ばれている車と言っても過言ではないかもしれません。
NOTEは工夫次第で車中泊もできる!

結論から言うと、コンパクトカーであるNOTEでも車中泊は可能です!
遠出も疲れずにできるNOTE、アウトドア好きならドライブだけじゃ物足りないですよね。せっかくアウトドアするなら、キャンプや車中泊も楽しみたいという人もいるはず。
とくに車中泊は、テントなどのかさ張る道具がなくても気軽にキャンプ気分を味わえる魅力的なアウトドアスタイルです。いつもの車でアウトドアも楽しめたら、こんなに素敵なことはありません!
ただ、キャンピングカーやワゴンといった大きな車のように、広々快適!とは行かないのも事実。ここからは、NOTEで快適に車中泊を楽しむためのコツをお伝えしていこうと思います。
【NOTEで車中泊】最大の課題は2つ

車中泊で一番大切なのは、ゆっくり体を休められるフラットなスペースを作ることです。寝床が段差でガタガタ、足も伸ばせないような空間だと、運転の疲れも取れませんよね。
残念ながら、NOTEは座席を倒しただけではフルフラットになりません。段差や隙間を埋めて、体をしっかり休められるスペース作りが必要です。
NOTEの後部座席を倒した状態を見てみましょう。


後部座席を倒しただけで心が挫けそうになってしまいました。このままだと安眠どころか、横になるのも難しいですね。
NOTEで車中泊するための最大の課題は、段差と隙間を埋めることといえるでしょう。
- 荷室と後部座席の段差
- 後部座席の足元の隙間
この2ヶ所のスペースを上手に埋められたら、コンパクトカーであるNOTEでも快適な車中泊ができるはずです。
NOTEの後部座席にフラットな空間を生み出す方法を考えてみましょう。
荷室と後部座席に段差ができるのは、2012年以降に発売されたE12型のNOTEです。
それ以前のモデル(E11型)は、後部座席を倒すだけでフラットにすることができます。
【NOTEを車中泊仕様に】まずは荷室の段差をカバー

NOTEの荷室部分をよく見てみましょう。
段差は350mlのペットボトルの高さくらい、横幅は2、3才の子がすっぽり入れちゃうくらいのスペースがあります。

このスペースをカバーしないと、足を伸ばして座るのも厳しそうですね。
NOTEの荷室部分の段差を解消する方法は、主に2つ。
- 純正のラゲッジボードを使う
- 高さの合う収納ボックスを使う
それぞれメリットとデメリットがありそうなので、紹介します。
NOTE純正のマルチラゲッジボード
NOTEの内装オプションに「マルチラゲッジボード」というものがあります。
荷室に取り付けるだけで、後部座席から荷室にかけてフラットなスペースを確保できるアイテムです。
取り付けるだけでフラットなスペースを作れる
価格が高い
ラゲッジボードをつけると、ボード下にスペースができるので、荷物を収納するのにも便利です。


ところで、いくらくらいするのかな?
そう、簡単に車中泊の空間を手に入れられるラゲッジボードですが、ネックは価格です。
- ディーラオプション…約27,000円
- ECサイト…25,000円前後
2万円超えとなると、痛い出費だと感じる人も多いかもしれません。

とはいえ、専用のアイテムで確実に段差をカバーできるのは魅力的。
お財布に余裕があれば、ぜひ試してみたい方法です。
高さの合う収納ボックスを使う

NOTE専用のラゲッジボードは高すぎる!という人には、収納ケースを使った方法がおすすめです。
- 段差の高さと合えば、家にあるものをそのまま使える
- コストが低い
荷室全体をぴったりカバーするのは難しい
いつも使っている収納ボックスを活用すればお金もかからないし、荷物を入れることもできて一石二鳥です。
NOTEの荷室ぴったりのサイズがあるわけではないので、収納ボックスを組み合わせて段差と荷室の空間をカバーする工夫は必要になるでしょう。
【NOTEの段差をカバーできる収納ボックス】
NOTEのグレードやシートタイプによっては、段差が15㎝以上になることもあります。
収納ボックスなどを揃える時は、事前に段差の高さを測るようにしましょう。
車中泊のコツが分かる関連記事も参考にしてみてくださいね。
【NOTEを車中泊仕様に】後部座席のスペースをカバー

NOTEで快適な車中泊をするためには、後部座席の足元のスペースも埋めましょう。
後部座席部分をうまくカバーできれば、荷室まで170㎝近いスペースを確保できます。
NOTEの後部座席スペースを埋める方法

残念ながら、後部座席の足元部分を埋めるための、NOTE専用のパーツはありません。
足元スペースに置ける大きさで、たたんだ後部座席の高さに合う収納ボックスやテーブルを使ってカバーしましょう。
【NOTEの後部座席スペースをカバーできるアイテム】

快適な睡眠のための寝具選び

フラットなスペースを確保したら、あとは寝具を敷いて寝るだけです。
自分好みの寝床を作れるのも、車中泊のいいところ。寝袋でシンプルに、というのもアウトドア感あふれて魅力的ですが、せっかくだから少しこだわってみるのも、車中泊の楽しみが増える気がしませんか?
フラットにしても細かい段差はやはり気になります。段差を収納ケースなどでカバーした場合、そのまま寝るのはかなり厳しいです。なるべく厚手のマットなどを敷いて寝たほうが、体が痛くならなくてすむと思います。
いつものお布団をそのまま持って行っちゃうというのも選択肢の一つです。これは車中泊でしかできない手段ですね。使い慣れた寝具で寝られる安心感は大きいです。
ただ一つの難点はかさ張ること。
収納の面も重視するなら、車中泊用のマットレスがおすすめです。低反発素材のアイテムや空気を入れて使うものなど、様々な種類があります。
エアーマットだと、使い終わったら空気を抜いてしまっておけるので、場所を取らずにすみますね。
ふらりと旅に出るにしても、泊りがけとなればそれなりに準備も必要なもの。この機会に、自分にぴったりのアイテムを見つけてみてはいかがですか?
これだけは気を付けて!車中泊のマナー

誰にも気兼ねすることなく楽しめる車中泊。それでも、周囲への気配りと最低限のルールを忘れてはいけません。
車中泊する場所で代表的なのは、サービスエリアや道の駅です。
車で夜を明かす人を多く見かけますが、中には車中泊を禁止している所もあります。
行き先が決まったら、車中泊する可能性のある施設の情報は、前もって調べておきましょう。
また帰省時期や時間帯によっては、行列ができるほど混みあうこともあります。
そんなときに駐車場を長時間占領してしまうのはマナー違反です。サービスエリアや道の駅はあくまで“休憩所”であって、宿泊場所ではないんです。
エンジンをかけっぱなしにして寝るのも絶対にNGです。
夜間は特に、車のエンジン音は響きます。他の休憩中のドライバーや、近隣の住民の迷惑にもなりかねません。
自分と同じように車中泊をする仲間や、その土地の方々にもきちんと気を配って、気持ちよく旅をしましょう。
まとめ
- 一人旅なら、安定した走りで小回りも効くNOTEがおすすめです。
- 気ままな旅を楽しみたいなら車中泊。旅費の節約にもなります。
- 快適な寝床を作るためには、専用のラゲッジボードや、収納ケースで車内の段差を埋めることが重要です。
- 寝具にもこだわれるのが車中泊の魅力。マットレスなども自分好みのものを探してみましょう。
- 自由な旅にもルールあり。夜間のアイドリングや、混みあっている時のサービスエリアや道の駅での長時間の滞在は注意しましょう。
旅している間は、車の中だけがプライベートな空間です。ちょっとした工夫でより居心地の良い空間になれば、一人旅ももっと楽しくなりますよね。
あなたも乗り慣れた車で快適な一人旅してみませんか?
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