キャンプに行けば、地頭が良くなり、心身ともに健康になる物凄いメリットがあります。
そしてキャンプの居心地は道具で決まっちゃいます。
皆さんが素晴らしいキャンプを経験して、キャンプにしっかりハマれるように、優れた道具選びのコツとキャンプのメリットを徹底的に掘り下げました↓
アウトドアで料理する際に欠かせない 焚き火テーブルといえばユニフレームが有名ですよね。料理中に「ちょっと鍋の蓋を置きたいな」なんて時に欠かせません。そんな焚き火テーブルはいくつあっても足りない!というキャンパーさんがいるはずです。でも、何個も買い足すのはお財布が厳しい・・・というキャンパーさんはいませんか?
そんなキャンパーさん達には自分で作るDIYをおすすめします。自作すると愛着が湧いて、お気に入りのグッズでキャンプするのがさらに楽しくなりますよ!
ユニフレームの焚き火テーブルって?
多くのキャンパーさん達に人気のユニフレームの焚き火テーブル。まずは、どんな物なのかみていきましょう。
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ユニフレームの焚き火テーブル風を自作してみよう!
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さあ、焚き火テーブルを作ってみよう!と意気込んでいることでしょうが、ちょっと待って下さい。まず、何を用意してどんな手順で作るか決まっていますか?簡単に始めると言ってみたものの、「資材のサイズを少し間違えただけで思っていたものと違う」なんてことになりますので、まずは準備をしましょう。
その1.目的を決める
まずは何を目的として使用するか決めましょう。お鍋を置くなら天板は熱に強いものでないといけません。
また、耐久性を求めるなら脚や天板の木材の太さが必要です。
用途に合ったものを作るために、目的を決めることは外せません。
その2.設計図を描く
目的も決まったし、さぁ作ろう!といっても、ちょっと待ってください。そのまま木材を切って作ろうとしていませんか?材料の木材はその場で切ってもらうと、その場で木材のサイズを計算しなければなりません。切ってもらった後で間違えてしまったということがないように、図面を描いてから資材売り場へ行きましょう。
今回作る、焚き火テーブルの天板の表図面はこちら。
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天板裏の図面はこちら。
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【ユニフレームの焚き火テーブル風を自作してみよう!】
木材は何を選んだらいいの?
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いざ木材を買おうと思ってお店に行ったはいいものの、種類が多いため何を買ったら良いかわからなくなっていませんか?木材には様々な特徴があり、柔らかく加工しやすいものや水に強いものまであるんです。こちらではテーブルを作るのにおすすめの木材をご紹介します。
ヒノキ
材質は柔らかく軽い、強度が強く耐朽性が高い、湿気に強い。野外で使用しても7年から8年ほど劣化しなくて良い。
スギ
乾燥が早く、柔らかく加工しやすい。価格も比較的安価。5年から6年ほど、野外で使用しても問題ない。
ベイヒバ
水に強く耐久性に優れている。加工しやすい。野外使用は7から8年が適している。
今回、焚き火テーブルを作る上で以下のものを用意します。
- マイクロチェア・・・1個
- ベニヤ板 (9mmまたは12mm):縦×横=300mm×366mm…1枚
- 檜材:縦×横×高さ=84mm×300mm×39mm…2個
- アルミ板(0.2mmまたは0.1mm):縦×横=300mm×406mm…1枚
- マジックテープ…適量
- 釘(7mm)…適量
- カナヅチ…1個
- 接着剤(木材用)…適量
- カッターナイフ…1個
- さしがね…1個
- C型クランプ…2個
- タッカー…1個
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ユニフレームの焚き火テーブル風の作成方法
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目的が決まり、設計図を描いたら早速作っていきましょう。
【 ユニフレームの焚き火テーブル風を自作してみよう! 】作り方
(1)アルミ板を適切なサイズに切る。さしがねを使用してカッターで切れ込みを入れ、それに沿って内折りと外折りを繰り返して切り離す。
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(2)アルミ板をベニヤ板に巻きつける。ベニヤ板前面に接着剤をつける。この時、上から重りを載せてしばらく置いておく。
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(3)巻き込んだアルミ板の端を釘で止める。天板に収まるくらいの釘を選ぶこと。
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(4)天板の両端に着ける木枠を檜材で作る。マイクロチェアが収まるように裏に形を作る。切り取る部分は縦×横×高さ=9mm×170mm×5mm。両端は65mmずつ残す。
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今回はマイクロチェアのサイズに合わせて枠を作りました。自分で作る際はサイズをあらかじめ計ってから枠を作りましょう。
(5)天板に枠をボンドで固定する。 C型クランプでとめておく。
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工程(4)で作った枠にマイクロチェアが嵌ることを確認する。
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(6)マジックテープをタッカーで固定する。脚が収まるようになれば完成。
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今回作った焚き火テーブルはウッドチェアと天板が固定されていないものですが、天板のみをテーブルに置いて鍋敷としての使用ができます。
脚部分を固定する場合は次の囲炉裏テーブルに使用する脚の作り方を参考にしてみて下さい。
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他にも持ってて良かったグッズについてご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
応用編!焚き火テーブルの次は囲炉裏テーブルを自作してみよう!
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アウトドアで焚き火をするとき、焚き火を囲んでご飯を食べたりおしゃべりをすすとホッとしませんか?寒い夜に暖をとりながら食べるご飯はアウトドアの醍醐味ですよね。そんな時に使用するのが囲炉裏テーブルです。焚き火を囲んで使用するため、しっかりとした造りになっているのが特徴です。
でも、さすがに囲炉裏テーブルを自作するのは大変じゃない?耐久性とか不安・・・と思っている方、大丈夫です!耐久性に優れた木材を選び、さらに強度を高める金具をつけることである程度の重さに耐えて壊れる心配もありません。
囲炉裏テーブルを作って自分たちだけのテーブルでアウトドアしちゃいませんか?
囲炉裏テーブルって?
囲炉裏テーブルとは、焚き火台を囲んで使用するテーブルのことです。主に四角テーブルの真ん中に焚き火台が入る大きさに作られています。焚き火テーブルとセットで使用するのも主流です。
また、焚き火台をバーベキュー用の網に変えて料理したりと、様々な用途で使用できます。
囲炉裏テーブルを早速作ってみよう
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図面はこちらを使用します。
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- 木材(18mm)縦×横=91×25センチ…2枚
- 木材(18mm)縦×横=41×25センチ…2枚
- 木材(18mm)縦×横=37×25センチ…4枚
- 木材(18mm)縦×横=10×4センチ…4個
- ニス
- 糸ノコ
- 角丁番…8個
- ネジ
- ボルトネジ
- ステー…4個
- パチン錠…4セット
- L字アングル…4個
- ジョイント金具フラットタイプ…4個
- ジョイント金具Lタイプ…4個
作り方
(1)脚の部分:37×25センチの木材に2箇所、両端に8センチ残して円形に穴を開ける。糸ノコで穴と穴を繋げるようU字型に切る。これを4枚作る。
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(2)木材にニスを塗る:好みで重ね塗りをしても良い。塗った後は乾かす。
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(3)テーブル用の板と脚用の板を角丁番でとめて繋ぐ。
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(4)脚部分を折りたたんだ時にU字に切り開いた箇所に木材を取り付ける。ネジで2箇所固定して、木材にボルトネジを取り付ける。
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(5)ステーをひっかける部分を取り付ける。
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(6)41×25センチの木材にパチン錠を2箇所、2枚とも取り付ける。
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(7)91×25センチの木材の4箇所にL字アングルを取り付ける。
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(8)ジョイント金具フラットタイプを4箇所取り付ける。
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この箇所の下側に取り付ける。
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(9)ジョイント金具Lタイプをテーブルの内側に4箇所取り付ける。
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グリルネットを金具に引っ掛けて使います。
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まだまだあります。アウトドアで楽しむお料理はこちらから。
まとめ
- 便利なユニフレームの焚き火テーブル、オリジナルを自作してみよう
- テーブルを自作する際は目的を決め、設計図を描こう
- 木材は用途、目的に合わせたものを選ぼう
- あなただけのオリジナル・焚き火テーブルを自作する方法、教えます
- 囲炉裏テーブルも自作できる!?あなただけのグッズでキャンプを楽しもう
今回は焚き火テーブルと囲炉裏テーブルの自作方法をご紹介しました。自作するのは難しくなりがちですが、設計図を描くとイメージも膨らみますね。くれぐれも、自作する際はブルーシートなど汚れても良いものを敷いてから、周囲の安全を確かめて作業しましょう。
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どんな道具を選べばよいか、おすすめの道具はどんなものか、この記事で詳しく説明しています。
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【重量】2.3kg
【サイズ】使用時:55×35×37センチ、収納時:55×35×2.5センチ
【材質】天板:ステンレス鋼(特殊エンボス加工)
サイド:天然木
スタンド:ステンレス
【分散耐荷量】50kg