キャンプに行けば、地頭が良くなり、心身ともに健康になる物凄いメリットがあります。
そしてキャンプの居心地は道具で決まっちゃいます。
皆さんが素晴らしいキャンプを経験して、キャンプにしっかりハマれるように、優れた道具選びのコツとキャンプのメリットを徹底的に掘り下げました↓
気の合う仲間とわいわいバーベキューするのはとても楽しい時間です。でもマンネリメニューでは楽しいバーベキューもちょっと飽きてきちゃいますよね。この前もキャンプ仲間のママさんから「なんか簡単でいいレシピないかなあ?」と相談がありました。
野外での調理はただでさえ段取りに手間取ってしまうのに、簡単になんて作れるの?
今回はいつものバーベキューに飽きてきたあなたに、初心者でも失敗しないバーベキューレシピと、簡単で間違いない定番レシピがさらに美味しくなるレシピを紹介します。
超簡単!絶品!!焚き火で直焼き野菜のレシピ
「え?いつものやつやん~今更?」「そもそもレシピなんてないじゃない。」なんて言わないで。
焚き火で焼くだけでこんなにも食材を美味しく食べれるなんて!と感動する事間違いなし!
網焼きとも違った焚き火に、放り込むだけの豪快さがアウトドアならではです。
皮やサヤが黒く焦げるくらいに焼くと、中はホクホク。
- 直火焼きの場合は、炎の出ている薪は焚き火台の端に寄せておくと食材が燃えないで程よく焼けます。
- ナスはヘタとがくの間に切れ目を入れてがくだけ取ります。実は縦に切れ目を3箇所くらい入れると皮が剥きやすいです。
など
焼きりんごはとろっとあま〜いアップルパイのりんごのように焼きあがります。熱々のりんごにはちみつやシナモンをかけたり、バニラアイスを添えるだけでデザートメニューの出来上がりです。
私のオススメは、芯をくり抜いたりんごにシナモンをパラパラとかけ、くぼみにバターを入れてアルミで包んで焼いた焼きりんごです。りんごの甘みとバターのコクが絶妙です。
キャンプ仲間の小学生のお子さんは「これは間違いない〜」って言ってたわ
- 焼きあがる時間に差があるので、焚き火に放り込む順番が大事です。
- アルミで包んだじゃがいも、さつまいもや、さや付き皮付きのそら豆、とうもろこしから焼き始めましょう。
- さつまいもは新聞紙で包んだ後水に浸けて、アルミホイルで包むと甘みが増します。
- 食べるときは、もちろんそのままでも美味しいですが、バターや岩塩、醤油、チューブ調味料で味付けしてもGOODです。
バーベキューを楽しむなら道具や場所も探してみましょう。こんな記事もあります。
バーベキューにはやっぱり肉!バーベキューではいつもと違うソースで
パーティー気分を盛り上げるためにちょっといいお肉を用意しても、同じソースや焼肉のたればかりで飽きてきた、ってことありませんか?
いつものお肉も、いつもと違うソースを何種類か用意するだけで飽きずにバーベキューを楽しむことができます。
彩のあるソースをかけると味だけでなく見た目もおしゃれなメニューに大変身。
シュラスコとモーリョ・ヴィナグレッチソース
モーリョ・ヴィナグレッチソースはブラジルでシュラスコやバーベキューのお肉にかけて食べられている、お酢のソースです。
程よい酸味がお肉やお魚との相性も抜群です。さっぱりと食べられるので、たくさん食べて満腹になったお腹でもこのソースをかけるだけで、もう一口、もう二口と食べてしまいそうです。
モーリョ・ヴィナグレッチ(作りやすい分量)
玉ねぎ・・・1/2 (約140g)
トマト・・・1個
ピーマン緑・・・1個
ピーマン赤・・・1個
パプリカ黄・・・1/4個
酢・・・1/4カップ
塩・・・小さじ1/2
E.V.オリーブ油・・・1/2カップ
しょうゆ・・・小さじ1/2
ボウル
【作り方】
- 野菜は全てなるべく細かいみじん切りにして、すべての材料をボウルで混ぜ合わせるだけで出来上がり。
- 「酸っぱ〜!」と感じるくらいがちょうどいい味付け
- 混ぜ合わせてすぐよりも、10分ほど浸けておくと野菜の旨味と調味料が合わさってより美味しくなります
大きめの粗挽きウィンナーを一口大に切った上からたっぷりかけて、がっつり食べられるサラダもいいなあ。
和風オニオンソース
- タマネギ・・・1個
- 醤油・・・100ml
- おろしニンニク・・・小さじ1
- サラダ油・・・大さじ2
- みりん・・・50ml
- 塩・・・小さじ1
- 炒めタマネギペースト・・・大さじ2
ガスコンロ、フライパン
【作り方】
- タマネギをみじん切りにします。
- 熱したフライパンで、タマネギをキツネ色になるまでよく炒めます。
- タマネギがキツネ色になってきたらサラダ油を加えよく炒めます。
※焦げやすいので、炒めている間はずっとかき混ぜ続けます。 - 醤油、おろしニンニク、みりん、炒めタマネギペーストを加え、ひと煮立ちすれば完成です。
メキシカンBBQソース
セロリ・・・1/2本分
パプリカ(赤)・・・1/4個
ピーマン・・・1個
ケチャップ・・・大さじ2
タバスコ・・・大さじ2
唐辛子(輪切り)・・・1本
サラダ油・・・大さじ1
にんにく・・・3片
ガスコンロ、小鍋
【作り方】
- 野菜を全てをみじん切りにします。
- 小鍋にサラダ油を引き、中火で火にかける。にんにくと唐辛子を入れて香りが立つまで炒め、野菜を加えてさらに炒めます。
- 野菜に火が通ったら弱火にし、ケチャップ、タバスコを加え、全体が良く混ざったら完成です。
ねぇミカコちゃん、お肉は〜?
シュラスコ
忘れてたというのは冗談で、せっかく本格的なモーリョを用意したらシュラスコが食べたいですね。
肉の塊もバーベキューなら簡単お手のものです。
牛赤身モモ肉…300g
塩…適宜
バーベキューコンロ(炭火)、金串 or サーベル
【作り方】
- 常温に戻しておいた牛赤身モモ肉の水分をキッチンペーパーでよく拭き取ります。
- 牛赤身モモ肉に金串またはサーベルを刺し、強火の遠火でゆっくり回しながら焼いていきます。
- 焼けたところからナイフで削ぎ切って食べていき、削いだ部分には塩を振ってまた焼きましょう。
※炭火の上で切るのは非常に熱いので、革のグローブか軍手などを必ず着用するようにしましょう。 - 大きさが1/3程度になったらローストビーフ状態になっているので、串から外し切り分けて完成です。
挟んで包んで、いつものバーベキューをアレンジ
お肉があって、絶品ソースがあって、野菜もあって、もう一つアレが欲しくなりませんか?そう、挟んで、包んで食べるバゲットやバンズ、トルティーヤです。
これがあるだけで、小さな子どもたちもむしゃむしゃと食べてくれるんです。
ちょっとつまんだり口さみしい時に。簡単なおつまみレシピ
もうお腹はいっぱいだけど、ビールを飲みながらなんかちょっとつまみたい、という時にサッと簡単に作ることができるレシピです。
ベーコンオニオンリング
ベーコン(1パック)
たまねぎ(4個)
ブラックペッパー(適量)
チリソース(2分の1カップ)
ライムジュース(小さじ1)
マヨネーズ(2分の1カップ)
バーベキューコンロ(炭火)、鉄板、竹串or爪楊枝
【作り方】
- たまねぎを1.5cm厚のリングにカットし、内側のリングは出します。
- 外側のリングにベーコンを巻き、端を竹串や爪楊枝で固定します。
- フライパンにリングを並べて、チリソースを塗って250度くらいで両面焼いてください。
- コショウをふり、両面がこんがり焼けたらお皿に取ります。
- チリソースとマヨネーズとライムジュースを混ぜ合わせたソースをかけて召し上がれ。
味噌田楽
え?バーベキューで味噌田楽?と思われるかもしれませんが、こんにゃくや豆腐の他にもしいたけや、ししとうなどバーベキューの残り野菜のアレンジにも最適なんです。
網で焼いた食材に味噌だれを塗って、さらにジュワッと焼くと香ばしくて美味しいです。
味噌だれ(作りやすい分量)
みそ・・・大さじ3
砂糖・・・大さじ4
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1
ガスコンロ、小鍋、ゴムベラ
【作り方】
- 鍋に調味料を合わせ、ゴムベラでよく混ぜ合わせてから中火にかけます。
- 沸いてきたら少し火を弱め、ヘラで鍋底を混ぜながら4~5分ほど火にかけます。とろっととろみがつけば完成です(温度が冷めたら粘度がアップするので、少し緩めでちょうど良いです)。
事前調理で簡単。すぐに食べられる漬物レシピ
バーベキューの合間のお漬物はまさに痒い所に手が届く孫の手のようなレシピです。
事前調理して、瓶に詰めて持っていくだけでOK。箸休めに一つは用意したいレシピを紹介します。
きゅうりの一本漬け
きゅうり・・・2~3本
水・・・1カップ
塩・・・小さじ1
砂糖・・・小さじ2分の1
酢・・・大さじ1
粉末だしの素・・・小さじ2分の1
おろししょうが・・・適量
タカノツメ・・・適量
密閉容器or保存袋、割り箸
【作り方】
- きゅうりは塩(分量外)をよくすりこんで30分置いておきます。
- タカノツメを輪切りにし、きゅうりが入る長い容器(なければチャック付きの保存袋)にタカノツメとすべての調味料入れます。
- きゅうりを洗い水分を軽く拭き取って②の容器に入れます。
- 上の方まで調味液が届くようにキッチンペーパーをかぶせます。
※保存袋の場合はキッチンペーパーは不要。 - 冷蔵庫で1時間以上置きます。
- きゅうりのヘタを切って、割れないように割り箸を刺したら出来上がり。
ピクルス
ピクルス液(作りやすい分量)
酢・・・200ml
水・・・180ml
砂糖・・・大さじ4
塩・・・小さじ2
鷹の爪、ニンニク、ローリエ、粒マスタード、白胡椒粒などの香辛料・・・適量
小ぶりの片手鍋、密封保存容器
【作り方】
- ピクルス液の材料を全て鍋に入れて混ぜ、一瞬煮立たせたら冷まします。
- きれいに洗った密閉容器に具材を隙間なく詰めます。
- 具材が浸かる量のピクルス液を流し入れて、半日ほど冷蔵庫で置いたら完成です。
- お漬物・ピクルスで一番大事なのは野菜の下準備です。
- きゅうりは板ずりや塩もみをします。
- ピクルスの具材は食べやすい大きさ・隙間なく容器に詰められる大きさにカットする事。
- 食材は全て余分な水分を拭き取ることで雑菌の繁殖を防ぎ、保存がききます。
きゅうり、ミニトマト、パプリカ、玉ねぎ、セロリ、人参、下ゆでしたブロッコリーなど、なんでも詰めてしまおう。
瓶のままどこにでも持っていけるし、ある程度日持ちするから連泊キャンプにもオススメ。
プラス1で本格料理になる、簡単ダッチオーブンレシピ。
キャンプやバーベキューでは、なくてはならないマストアイテムの一つでもあるダッチオーブン。
焼く、煮る、蒸す、揚げるとどんな料理にも使える優れた道具と、いつもの食材にプラスワンで本格派メニューやパーティーメニューに仕上がります。簡単でバーベキューをさらに盛り上げるレシピを紹介します。
丸鳥を手に入れたら!ダッチオーブンで簡単ローストチキン
丸鳥は私もスーパーでたまに見かけるけど、いつもあるわけじゃないしどこのスーパーにでもあるわけでもないですよね。たまにしかない丸鳥をスーパーで見かけた時にはぜひローストチキンに挑戦してみましょ。
今度のバーベキューで作りたいけど、売っていないなあ…という時はインターネット通販でも手に入ります。
丸鶏・・・1羽
セロリ、人参、玉ねぎ、にんにくなどの香味野菜
※お腹に詰める分と、ダッチオーブンに入れて鶏の一緒に焼く分
※ダッチオーブンで焼く分は皮をむかずに洗うだけでOK
オリーブオイル・・・適量
塩・・・適量
10インチ以上のダッチオーブン、底網、タコ糸
【作り方】
- おなかに詰め物を入れていきます。
セロリ、ニンジン、タマネギ、ニンニクなど好きな野菜を一口大に切って、丸鶏のおなかに詰めます。 - おなかを閉じて成形します。
針とたこ糸でおなかを閉じます。お腹を閉じるだけなので、針がなければ竹串や爪楊枝などを刺しておくだけでもOK。 - ダッチオーブンに丸鶏を入れる
ダッチオーブンの底に網をひいて、丸鶏の表面に薄くオリーブオイルを塗り、ダッチオーブンに入れる。皮も含めて全体に塗ることで、外がわがこんがりと焼き上がります。 - 加熱する
野菜を並べたら蓋をして、バーナーや焚き火で加熱します。野菜は皮がついていることで焦げにくくなります。
バーナーの場合、最初は中~強火で15分ほど加熱し、あとは中〜弱火で1時間ほど。蓋の上にも炭や薪を置いて、上からも加熱しましょう。
- 焼け具合は、竹串を刺して確認します。透き通った汁が出てきて、かつ竹串を肌に当ててみて温かければ火が通った目安です。
- ダッチオーブンが小さいと丸鳥が入らないこともあります。オーブンの大きさに合わせて丸取りを用意しましょう。目安は10インチ以上です。
- 取り分ける時は脚の関節からナイフを入れ、切り分けます。
香草(ハーブ)を加えるだけで本格派に!定番レシピ「ポトフ」
玉ねぎ・・・・・2個
にんじん・・・・・2~3本
じゃがいも・・・・・4~5個
キャベツ・・・・・1/4個
ブロッコリー・・・・・1本
マッシュルーム・・・・・1パック
ウインナー・・・・・1パック
ベーコン・・・・・1/2本
ブーケガルニ(お好みのハーブを適宜)
・イタリアンパセリ(パセリの茎のみでも良い)
・セロリの葉
・ローリエ
・タイム
・ローズマリー
・タコ糸
コンソメ・・・・・2~3個
塩・コショウ・・・・・適宜
バーベキューコンロ(炭火)or焚き火台、ダッチオーブン、リフター・グローブ
【作り方】
- お好みのハーブで簡単ブーケガルニを作ります。
セロリの葉を並べた上に、ローリエ、イタリアンパセリ、タイム、ローズマリーなどのハーブを重ねて、タコ糸で巻きます。 - 野菜は全て大きめに、ベーコンは一口大に切ります。食材が浸かるまで水を入れ、コンソメとブーケガルニを入れて、蓋をして火にかけます。
- じゃがいもとにんじんが柔らかく煮えたら弱火にし、ブロッコリーとマッシュルームを上に並べて、蓋をして火が通ったら塩とこしょうで味を整え、完成です。
- 気をつけることは火傷だけです。煮崩れてしまえばそれもアリ。
- 材料は4人前ですので、小さめのダッチオーブンつ作る場合は分量を減らしてください。
ダッチオーブンで燻製を作ろう
燻製というと、難しそう。上手くできるのかな。と思われるかもしれませんが、実は家庭のキッチンにあるものと、燻製チップで簡単に作る事が出来るのです。ただ、家ではちょっと匂いが気になりますが野外でのバーベキューなら心配ないですね。 いろんな食材で、ぜひ試してみたいです。オススメは玉子とチーズです。
鶏のモモ肉・・・450g
塩・・・大さじ1.5
スモークチップ・・・2掴み
グラニュー糖・・・5g
ガスコンロ、ダッチオーブン、底網
タコ糸、アルミホイル、フライパン
【作り方】
[前日準備] 鶏もも肉の水気を拭き取り、塩をし、蓋をして冷蔵庫で24時間程度寝かします。 [当日準備]- 水分をしっかりとります。もも肉の幅の長い面を手前にして置き、皮目が外に来るように巻いていきます。
- タコ糸で縛ります。バーベキューの網の上にフライパンを置き、薄く油をひいて皮目に焼き色が付く程度に油出しします。粗熱が取れたらお肉についた油をふき取ります。
- ダッチオーブンの底にアルミホイルを二重に敷きます。スモークチップとグラニュー糖をアルミにのせ、よく混ぜます。
- チップが完全に隠れないよう、アルミホイルで玉をつくって、わずかですが高さをだします。
- 肉の脂落ちを受けるために、ホイルを被せます。ホイルの上に網をのせ、鶏肉をのせます。
- 蓋をしてコンロに火を付け、強火で加熱します。5分ほどでチップの香りが出てきます。
- 弱火にして25分程度加熱します。火を止めたら蓋をあけ、粗熱を取る。少し時間を置いたら完成です。
- 水分があると上手く燻されないので、最初に水分をしっかり取りましょう。
ダッチオーブンやバーベキューレシピについて、ほかにもこんな記事があります。
まとめ
-
焚き火で直焼き野菜のレシピは絶品で超簡単!
-
バーベキューのお肉料理はいつもと違うソースで楽しもう。
-
簡単おつまみレシピでお酒が進む。
-
事前調理ですぐ食べられるものなら漬物レシピがおすすめ。
- 簡単ダッチオーブンレシピで燻製料理に挑戦してみよう。
どんなに美味しい料理でも同じものが何度も続くと飽きてくるのは当たり前のことです。
毎日の献立を考える時もそうですが、インターネットで検索すればおしゃれで簡単なバーベキュー レシピを山ほど知る事ができるのはとても助かります。
野外調理では食材も、調味料も、道具も限られているので、いろんなレシピを自分のものにして、プラス1のアイデアや食材でアレンジできる知恵を身につけていきましょう。
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