キャンプに行けば、地頭が良くなり、心身ともに健康になる物凄いメリットがあります。
そしてキャンプの居心地は道具で決まっちゃいます。
皆さんが素晴らしいキャンプを経験して、キャンプにしっかりハマれるように、優れた道具選びのコツとキャンプのメリットを徹底的に掘り下げました↓
子供が大きくなり、近頃キャンプへ行きたい!とリクエストを受けることが増えてきました。皆さんはキャンプしたり車中泊したり、アウトドアしてますでしょうか。
車中泊と言えばミニバンが便利なイメージですが。コンパクトミニバンでは、一体どうなるのでしょうか。
今回はコンパクトミニバン、シエンタでキャンプへ行き、大自然にかこまれながら、車中泊することはできるのか。しっかり検証してみたいと思います。
シエンタって車中泊はできるの?

コンパクトを前面に押し出した、最小サイズのミニバン「シエンタ」。
車中泊には不向きと言われていますが、実際は一工夫すれば快適な車中泊がかなえられるんです。
シエンタはミニバンの中でもっとも小さく、小回りが利き女性にも運転しやすい車です。
超小回りの利く軽自動車からシエンタへ乗り換えても、さほど運転に戸惑うことなく運転できます。
旧型は丸っこく、可愛らしい印象で男性ウケは少なかったようですが、2015年にフルモデルチェンジしスタイリッシュでカッコイイ車へと変身をとげました。
小型でありながら7人乗りが可能で、スタイリッシュなミニバンでファミリーカーとしての人気も高い車です。広く快適で乗り心地も良い。
長時間の運転でも疲れを感じにくい車なので、長旅でもラクラク。新型シエンタ燃費は15.4~20.6km/L(ガゾリン車)と低燃費なんです。
低燃費で、車内が広く、快適に過ごせるとあらば、遠くへ遊びに行くのも、体だけでなく、気持ちも財布も嬉しいですね。
シエンタは広くて快適なの?

いくら広いとはいえ、コンパクトミニバン。どうしてもキャンプには狭いんじゃ?と思いますよね。
でも、シエンタは小型でありながら3列目シートまであるんです。しっかり7人乗れるだけの、充分な広さがあります。
広すぎることなく、狭すぎることのない、ちょうどイイ快適空間です。3列目の足元は2列目に比べ、多少狭いです。
ですが、保育園の送り迎えの際など、荷物をかけたままの子供が車に飛び乗り、そのまま中で荷物を下ろして、チャイルドシートへ乗る流れが不自由なくできるので、充分快適な広さともいえます。
日常生活では特に困ることもなく、多少大きな買い物をしても問題なく荷物を積むことができています。
ですが、キャンプへ行く際には日常で車に乗せる以上の荷物を載せなくてはなりません。そんな時気になるのはトランクの広さですよね。
シエンタに荷物はたくさん載せられる?

3列目シートが格納された状態であれば、充分すぎるトランクの広さがあります。
しかしながら車中泊。
成人男性(身長170cm〜)がゴロンと横になろうと思うと、少し窮屈に感じるくらいの空間のようです。
我が家では普段3列目シートは2列目シートの下へ格納(ダイブイン)。トランクにはベビーカー、洗車用品の二つが、いつも載せてあります。
キャンプへ行こう!となった場合、荷物は普段と比べると、どうしても増えることになりますよね。ないと困るし。と普段より色々荷物って増えちゃいません?
たくさんの荷物を積めるだけの広さはあるのかな?と疑問が湧いてきます。
これを見てください、
荷室長 1.430mm
荷室高 1.080mm
荷室幅 1.260mm(タンブル・ダイブイン時)
シエンタの荷室は、コンパクトミニバンとしての室内空間は広いと思われます。
3列目シートをダイブインさせ、さらに2列目シートをタンブルしてしまえば、26インチの自転車を積むことも可能です。
シエンタで車中泊はできるのか

道中は楽しく過ごし、存分にキャンプも楽しんだ!となれば、あとは夜、自然に囲まれてゆっくり休むだけ。
それでは、シエンタでの快適車中泊プランをご紹介しましょう。
と言いたいところですが、運転席、助手席はフルフラットにはなりません。短時間の休憩、仮眠にはいいですが、一晩休むにはエコノミー症候群の恐れも出てきます。
なら、後部座席を倒して寝るスペースを確保!したいのですが、フルフラットには出来ない仕様になっています。これが車中泊に不向きだ。と言われる要因です。
ということは、
- 2列目をダイブイン
- 3列目をダイブイン
広くなった荷室を作りますが、これでもフルフラットにはなりません。
シエンタが「コンパクトミニバン」で小さいため、運転のしやすさは十分!ですが、車内で寝ることを前提に作られていないので、車中泊をするには、ちょっとしたアレンジが必要になります。
どのようにして車内をフルフラット化させるのでしょうか。
シエンタフルフラット化DIY。
その1 お手軽DIYで簡単に!フラットに
3列目はダイブインさせておきます。特大すのこを室内幅と2列目を前方に倒した時の高さと合わせて製作しセット。
2列目シートを倒した時にできる前方のくぼみにクッションをおけばフラットが完成!上にマットを乗せれば完成です。
その2 本格DIYでフルフラットをゲット
3列目はダイブインさせておきます。イレクターパイプというものを使用し、専用工具を使い切断、接続部品で繋げていきます。設計図や説明書がないため、作りながら考えながら作業を進めます。
骨組みが完成したら、次はコンパネを使いベッドを作ります。車の形に合わせてカットした板に同型に切った低反発マットを載せそれを合皮生地で覆います。裏側をタッカーという電動ホチキスで固定。
できたベッドを骨組みの上に載せたら完成です。
フルフラット車内をゲット!
こんな感じになります。
いやいや、本格的なDIYはちょっと出来ないよー。という方でもご安心ください。
マットを使えば、超簡単に快適車中泊が叶うんです。
快適マット「インフレータブルマット」を入手しよう。
インフレータブルマットとは、マットの角にあるバルブを開くと空気が入り、膨らむマットのことです。
クッション性が高く、厚みにもよりますが寝心地がよく、多少のデコボコは問題なしの車中泊にもってこいのマットです。楽天やamazonで2000円程度から販売されています。
収納時にコンパクトになるものが多く、車内を占領されず良さそうです。口コミやレビューもよく、満足な快適車中泊が楽しめそうですね。
そのほか、
- 遮光カーテン
- シガーソケット
- さすだけでコンセントが使えるカーインバーター
などを使うのも快適車中泊が叶うアイテムがれば、車中泊をより快適に過ごすことができます。
車内をさらに広く確保するための秘策とは?

空間を、広く快適に確保できることはわかりました。でも、道中の車内だって、広い方がいいですよね。荷物に占領された車内より、もっと心地よく車に乗っていたい。
たくさんの荷物を積み、快適車中泊のためのマットも必要。道中の車内は、少しずつ荷物に占領されていきます。
そんな車内をもっと広く快適にしたい場合はルーフキャリアを使いましょう。車の天井に荷物を乗せられるようになり、格段に車内の空間が広くなります。
荷物が減る分、ゆったりと一晩過ごせるようになりますね!
まとめ
- シエンタでの車中泊は狭くない!
- アレンジ次第で快適空間をゲット
- DIYで夢のフルフラット
- マットを使って快適な夜を過ごそう
- ルーフキャリアで広さ格上げ
車中泊には不向きと言われるコンパクトミニバン・シエンタでも、快適に車中泊できることがわかりました。
フルフラットにならないという難点も、マットの活用やDIYでクリアできることが出来ますね。
これから涼しくなる季節、一工夫で車中泊も出来ちゃうシエンタと是非一緒にお出かけされてはいかがでしょうか。
我が家も子供達のキャンプのリクエストを叶えてあげたいと思います。
ところで皆さん、キャンプしてますか?
キャンプは敷居が高いと思っていませんか?
キャンプは大変そう、めんどくさい、、、と思っていませんか?それって、道具を工夫することで全部解決しちゃうんです。
どんな道具を選べばよいか、おすすめの道具はどんなものか、この記事で詳しく説明しています。
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室内長 2535mm
室内幅 1470mm
室内高 1280mm