キャンプに行けば、地頭が良くなり、心身ともに健康になる物凄いメリットがあります。
そしてキャンプの居心地は道具で決まっちゃいます。
皆さんが素晴らしいキャンプを経験して、キャンプにしっかりハマれるように、優れた道具選びのコツとキャンプのメリットを徹底的に掘り下げました↓
うだるような夏や凍えるような冬を何とかやり過ごして、頬に心地良い風を感じ始めると、アウトドアに出掛けたくなりますよね。
そんなお出掛けの相棒に、「天才たまご」の異名を持つエスティマはいかがでしょうか?
メーカーが「天才」と名付けるエスティマがどんな車なのか、快適にドライブや車中泊を楽しむためにはどうしたら良いのかを、ご紹介したいと思います。
エスティマで快適ドライブ

皆さんは遠出をする時、飛行機派ですか。それとも、鉄道派でしょうか。もしかしたら、船旅が好き、なんて方もいらっしゃるかもしれません。どんな交通手段を使った旅でも、それぞれに味があって、魅力がありますよね。
だけど、私は断然マイカー派なんです。他の交通手段は、そもそも最初から考えません。周囲に気を使わなくても良いし、自分たちの好きなところで好きな時に停まって、自由にできる。それがマイカー旅の魅力ですよね。
今回はそんな私の、エスティマでのお出掛けを楽しむ方法を紹介したいと思います。
気になるその乗り心地は!?
エスティマで乗り心地を紹介するなら、断然二列目シートです。最大800mmものロングスライドで、広々とした快適な空間が生まれます。新幹線のグリーン車なんて、全然比べ物になリません。
更に足を投げ出して座れるオットマンが付いているから、ゆったりと足を伸ばして座れます。これがもう本当にラク。
長時間、車に乗ってるとウトウトすることありますよね?
どうぞ眠っちゃってください、寝心地も起きた時のスッキリ感も全然違いますから。

数年前おじさんのエスティマを借りて、女ばかり4人でディズニーリゾートへ、夜の高速を10時間以上かけてかっ飛ばして行ったんです。三列目シートに1人横になって、二列目シートで2人休んで、運転手が1人。
いやぁ、めちゃくちゃ楽しかったです!
運転はすごく快適で、ラクで面白い。交代して二列目シートにおさまれば、結構熟睡できるし。気ままにSAに停めて、コーヒーを飲んだり地元の名産を食べてみたり。レストルームでは、お化粧も着替えもできちゃう。
本来なら三列目シートを収納する床下に、スーツケースやボストンバッグ、履き替え用の靴までしっかり入りました。帰りはお土産も、問題なく積めましたよ。


まさか!!
ダッフィー達には三列目シートに並んで座ってもらったわ。だから私たちは助手席使用ね

しかも車内が広く各シートにゆとりがあるので、三列目シートを使用しても窮屈さはありません。
エスティマの三列目シートは収納式になっているため、フロントや二列目シートに比べるとどうしても薄くなってしまいます。
それでも、長時間乗っていて体が痛くなるようなこともありませんし、乗り心地も文句なしです。
乗車人数が少なければ三列目シートを格納し、二列目シートを思いっきり後ろまでスライドさせましょう。そうすればスーパーリラックスモード、二列目シートの快適さは更にグレードアップします。


特別な気分が味わえそうな、贅沢な空間が広がります。
もう一つ、私のような子育てママが嬉しくなっちゃうのがトライアングルモード。
二列目シートの運転席側を、二列目と三列目の間にセットして三角の形を作ると、お子さん2人を同時に見てあげることができます。
どうですか、嬉しいでしょ!?

トライアングルモード トヨタ公式HP
これなら長時間のドライブだって安心です。何かあれば、すぐにでも手を差し伸べることができます。

子供たちだって、近くにママの気配を感じられるので安心していられますよね。
気になる燃費は良いの?悪いの?
私のおじさんは16年くらい前に2代目エスティマを新古車で購入し、14年間愛用していました。乗り始めて10年くらいたった頃でしょうか、不思議なことを言い出したんです。
「ウチのエスティマは、10年たって燃費が良くなってきた!」


ミヤビくんほど世間離れしていない私は、おばさんにどういうことなのか聞いてみることにしました。
「以前は運転が荒かったのよ。急発進に急加速、横に乗っててハラハラすることもしょっちゅう。ところが最近、『狭い日本、そんなに急いで何処へ行く』なんて言って、あんまりアクセルを踏みこまなくなったの。そしたらね、2キロ前後、前より伸びるようになったらしいわよ」

急発進や急加速はエンジンに負担をかけます。その上、燃費性能も悪くなると、私のおじさんが実証してくれました。事故防止のためにも、燃費性能を良好に保つためにも、ゆったりとした気持ちで安全走行を心掛けたいですよね。
それでは、エスティマの燃費がどの程度なのか、実際に数値で見ていきましょう。
対して、街乗リ8〜10㎞/L 高速10〜13㎞/L
対して、街乗り10〜13㎞/L 高速13〜16㎞/L
ハイブリッドモデルはメーカーが期待するほど伸びなかったようですが、Lサイズミニバンとしては、そこまで悪くない数値が出ている、という結果になっています。
また、エスティマには設定した速度で一定走行できる、便利なクルーズコントロール機能がついています。
高速道路やバイパスなど一定の速度で走れる環境なら、積極的にクルーズコントロール機能を使うことで、燃費が更に良くなること間違いなしです。


クルーズコントロールって、運転もラクだって聞くわ。さっそくおじさんにも教えてあ〜げよっと
車中泊で旅を手軽に楽しむ

大自然の中、そよぐ風の心地良さを感じて綺麗な空気を胸いっぱいに吸い込んで、小鳥のさえずりや小川のせせらぎに耳をすませ、日常の慌ただしさから解放されて生き返りたい!!
特にアウトドアファンじゃなくても、そう思う時ってありますよね。ならば、「思い立ったが吉日」。さぁ、さっそく行ってみましょーっ!
手軽にキャンプに行こう



だけど…、テント張ったりできる?

やったことないけど、初心者でも簡単に、ちゃんと張れるのかな? 不安だな〜


という訳で、我が家はお手軽な車中泊で、キャンプに行ってみることにしました。
車中泊で一番大切なのは、いかに快適な睡眠をとるか、ですよね。疲れを翌日に残さないためにも、しっかりと質の良い睡眠をとりたいものです。
寝不足でイライラしてたら、せっかくのキャンプが嫌な思い出になっちゃいますよね。
そこでオススメなのが、二列目と三列目シートを倒して作るセカンドシートサードシートフラットモードと、フロントと二列目シートを倒して作るフロントシートセカンドシートフラットモード。

セカンドシートサードシートフラットモード トヨタ公式HP
この場合、荷物は床下収納に入れられます。

フロントシートセカンドシートフラットモード トヨタ公式HP
この場合、荷物は空いた後部スペースに入れられます。
で、写真を見て皆さん思いましたよね、「これで本当に熟睡できるの?」って。
もちろん、できません。
座って楽なようにシートは設計されている訳ですから、いくらシートがフラットになっても凸凹していてベッドの代わりにはなりません。シートベルトも当たれば痛いですし。
そこで登場してくるのがベッドキットです。
金属でできたベッドフレームを土台に据えて、その上にマットを置く形になっていますから、凸凹が全く気になりません。家のベッドと変わらない寝心地だそうですよ。

更にサンルーフがあれば星空を眺めたりして、ロマンチックですよね。朝起きた時に頭をぶつけたなんて話をよく聞きますが、その分空に近いってことですよね。サンルーフがあれば、星空、綺麗に見えるんじゃないでしょうか。
ベッド以外にも、いろんなタイプのクッションマットがあります。クッションマットは室内高の犠牲が少なく、設置が簡単で使わない時は邪魔になりにくいというメリットがあります。
ですが、車内で空気を入れたり抜いたりが大変だとか、厚みが少ないと凸凹感が解消されないなどのデメリットもあるので、選ぶ時には慎重さが必要です。
ちなみにクッションマットの厚みの目安ですが、100㎜くらいあれば良いんじゃないかなと思います。
お布団は、夏はタオルケットで十分だと思いますが、冬は寝袋を使うのがベストでしょう。
寝袋はコンパクトに収納できて軽量なのに、とても暖かいというメリットづくしのアイテムです。

キャンプに行く行かないは別として、一つくらい常備していても良いかもしれないわね
車中泊で旅をする
最近、ホテルなどの宿泊施設を利用せずに、車中泊で旅行をする人が増えているそうです。宿泊費を浮かせて、その分地元名産の美味しいものをたくさん食べるのだとか…。




インターネットがつながりさえすれば、スマホ一つでいろんなことが調べられる時代。家族旅行の形も少しずつ変わってきているのかもしれませんね。
そして、キャンプとは違って、こういう旅行なら荷物は少ないですよね。着替えと洗面用具くらいの荷物量で、相棒であるエスティマが8人乗りの場合にオススメするのが、フラットラゲージモードです。

フラットラゲージモード トヨタ公式HP
8人乗りのエスティマのセカンドシートにはチップアップ機構が使われているので、シートの跳ね上げが可能になります。

こんな感じ。このように二列目シートをギュッと前に寄せれば、空いた後部スペースにお布団が敷けちゃいます。
これならば面倒なセッティングをしなくても良いので、お手軽ですよね。
エスティマ以外の車での車中泊はこちらの記事を参考にしてください。
車中泊の便利&必須アイテム

人里離れた山の中のキャンプなどで、エンジンを切った後の車内や、外に出る時にあると便利なのがランタンです。
普段町中にいると分からないものですが、民家のない大自然の中は想像以上に暗くなってしまいます。思わぬケガや事故を防ぐためにも一つは用意しておきたいものです。
ランタンを用意しておいたけれど、もう一つ欲しかったな、という時に便利なのが、ペットボトルランタン。
なんと懐中電灯と水の入ったペットボトルで、簡単にランタンが作れちゃうんです。
懐中電灯の光は直線なので1点しか明るくなりません。その懐中電灯の上に水の入ったペットボトルを置くと、光が乱反射して周りを明るく照らしてくれるんです。

それで…、コップの上にペットボトルを置いて、っと

あかるくなったよ


また、水の代わりにお茶の入ったペットボトルを使えば、光に色がついて柔らかくなります。使用したお茶の色にもよりますが、就寝時の豆電球の代わりに使えそうです。
夏場の暑い時期に車中泊をする場合、「窓を開けて風通しを良くしたいけど、虫が入ってくるのは嫌だ」ってこと、ありますよね。
良い気持ちで大自然を満喫していても、虫がピトッって張りついた瞬間にテンションがた落ちです。それにとどまらず、その虫が肌の上をモゾモゾ這ったりした日にゃもうもうもう!!大絶叫モンです。

でも、エンジンかけっぱなしでエアコンつけるわけにもいかないわよねぇ…


今は蚊に刺されるのも怖いし、キー坊のためにも絶対必要!

取り付けしたまま窓の開け閉めができるので、とても便利です。アウトドアだけでなく、普段でも燃費節約のために使えそうですね。エアコンの風が苦手だという人にも良いと思います。
また、車外からの視線をブロックしたり、駐車場の車のライトや街灯の明かりなどをブロックするのに役立つのがカーテンです。付けっぱなしにできますから、車中泊のたびに付けたり外したりしなくてすむので便利です。
エスティマには全ガラス窓にUVカット機能がついていますが、それでも気になる場合は遮光カーテンにすると良いでしょう。
また、外が真っ暗なのに車内だけが明るいと、薄いカーテンだけでは中が透けて見えることがあるようです。女性がいる車中泊なら、用心のためにも遮光カーテンはオススメです。
そして、冬場に必要になるのがマルチシェードです。
窓は冷気を通してしまうので、そのままだと車内温度はグングンと下がっていきます。マルチシェードは目隠し兼断熱材になるので、カーテンでは防ぎきれない車内の温度低下を軽減してくれます。
こちらは付け外しが必要となりますが、事故防止のためにも面倒臭がらずに使うことをおすすめします。
そして大事なものがもう一つ。何だと思いますか?なかったら絶対に困るものですよ。
そうです、普段何気なく使っている電気です。もちろん、大自然の中にはありませんよね。
スマホでいろいろ調べられると言っても、その肝心のスマホが充電切れで使えなければ、ただの宝の持ち腐れです。
「あ、あれも電気。これも電気だった」と慌てなくてすむように、ポータブルバッテリーやAC出力付モバイルバッテリーを準備しておきましょう。
エスティマにはコンセントとソケットが装備されています。
日中のドライブ時にしっかりと充電できるようカーチャージャーやインバータもあると便利ですよ。
キャンプに役立つその他のグッズはこちらの記事を参考にしてみてください。
エスティマVS他ミニバン

ある日の、スーパーの駐車場でのこと。
停めていたはずの場所にエスティマが見当たらない。「記憶が間違っているのかな?」と不安になりながらも近づいてみると、ちゃんとあったんです、記憶の場所に。
ただ両脇を、アルファードとヴェルファイアにガッツリ固められていて…。スッポリと2台の間に収まっちゃってて、姿が完全に隠れてしまっていたんです。




さしずめ2人のキングに護られているプリンセスってカンジね!!

こんな出来事があって、ちょっと気になったんです、エスティマって他のミニバンと比べてみたらどうなんだろう、って。
そこで、アウトドアを念頭において同じトヨタ車のヴォクシーをミドルミニバン代表、ヴェルファイアを高級ミニバン代表で、エスティマとどんな違いがあるのか調べてみることにしました。
まぁ、こう書くと大抵の人は思いますよね。
「そりゃあ燃費の良さは、ヴォクシーが一番でエスティマ、ヴェルファイアの順で、乗り心地は、ヴェルファイアが一番、エスティマ、ヴォクシーの順でしょ」
でもね、車の世界はそんなに単純でもなかったんです。
車内空間
それではまず皆さん、エスティマの最大の魅力は何だと思いますか?もちろん、聞かずとも分かっていますよね?
そうです、あの流れるようなラインで描く、卵型の丸味を帯びた綺麗なエクステリアです。グッドデザイン賞を受賞したこともあるその外観が人気で、エスティマからエスティマに乗り換える人も少なくありません。

キャンプのような非日常的な雰囲気に、あのオシャレでスポーティな見た目がバッチリ合う!と高評価です。
対して、トールサイズミニバンはデザイン的にファミリーカーのイメージが強くて、「特別なお出掛け」感は少々薄れてしまいます。
という訳で、見た目はキャンプ向きのエスティマなのですが、その最大の魅力である綺麗な流線型が、実は、「エスティマはキャンプに向かない」と言われる大きな要因になっていました。





でもキー坊みたいに良い子だもん、ワガママ言わないから大丈夫


だってエスティマって、大きい荷物入れたり積み重ねたりしたら、すぐに上の方がつっかえるだろ

さすが、ミヤビくん、大正解です!

よかったね、きょうはママにおこられなかったね


大きなショッピングモールや病院、ホテルなどで、数階層の吹抜けを見て、「わぁ、すごい!!」と感嘆の声を上げた経験はありませんか?そして、グルリと回ってみて「ん? こんなもんか?」と感じたこと、ないですか?
そうなんです、狭い空間でも上が抜けていると大きく広く感じるんです。開放感、というやつですね。
つまり、これと同じことがエスティマとヴォクシーの間で言えるんです。
エスティマはあの綺麗な流線型を保つために、車高を低く抑えてあるのです。それに伴い、室内高も低くなっています。
しかも上部にいくほど、丸味を作るためにラインが内側へ寄ってきているんです。その上、外から見れば一目瞭然ですが、フロントからリアヘ向けてしっかりとラインが下がっています。
それとは逆に、トールサイズミニバンのヴォクシーは、車高が高く設定されている上に底床化されていて、室内高は1400㎜と小学生の子供が立って乗れるくらいの高さがあります。しかも箱型なので、ラインが内側へ寄ることもありません。
エスティマと比べると、ヴォクシーの方が車高では95㎜上回っていて、室内高においては145㎜もの差で勝っています。床面積ではエスティマが勝っていても、容積にするとヴォクシーの方が大きくなります。つまり、エスティマにはない開放感がヴォクシーにはあるのです。


どうりでベッドキット使うと、朝起きた時に頭をぶつける訳だ

さて、残るはヴェルファイアですが、3車種の中で車高、車長、車幅全てにおいてサイズが一番大きくなります。当然車内の広さも開放感も、文句なしの1番です。
そして、この車内空間の問題は、ラゲージスペースにも顕著に現われます。キャンプに行くための大容量の荷物を積むには、「エスティマでは少々頼りない」という訳なんです。
そんなエスティマのラゲージスペースですが、悪い面ばかりではなく良い面もちゃんとあリました。
ヴォクシーとヴェルファイアの三列目シートが跳ね上げ式収納なのに対して、エスティマは床下収納になっています。しかも紐式レバーを引っ張るだけの3ステップで収納できるので、とても簡単に、一気に広いスペースが出来上がると高い評価を受けています。
この3車種は多彩なシートアレンジが特徴の1つに挙げられていますので、三列目シートの格納展開が簡単であることはポイントとして高いですよね。
実際に、「三列目シートの使い勝手もポイントに入れたら、エスティマのラゲージスペースが一番だ」と評価するディーラーさんもおられるようです。
しかしながら、本格的なキャンプにエスティマで行こうと思うなら、荷物の量と大きさ、乗車人数にもよりますが、ルーフキャリアなどの装備が必要になるかもしれません。
ただ、車内が既に満杯状態で更に屋根に大きな荷物を積む訳ですから、重量は重くなる空気抵抗は大きくなる、で燃費が悪くなることは当然のこととして覚悟しなければなりません。



それに比べて、ヴェルファイアは当然、ヴォクシーも荷物を十分に積むことができると言われています。
特にヴェルファイアは兄弟車のアルファードと共に、「乗用車としての快適性とバンとしての積載量を両立できる唯一の車」と評価されていて、回を重ねるごとにキャンプ用品が増えていっても対応できると言われています。
ですが皆さん、ここで少し立ち止まって考えてみてください。
荷物が増えるということは、準備する物も片付ける物も増えるということです。しかも、どんなにキャンプ好きだとしても、大抵の人が一年のうち300日はその道具を家のどこかに収納しなければなりません。
準備はワクワクするような期待感でそんなに気にならなくても、片付けは違いますよね。「楽しいことが終わっちゃった」という気持ちで、疲れた体を引きずって片付ける訳ですから、楽しくて好きという人はほぼいないと思います。

体はクタクタに疲れてるしさ

汚れやホコリをふき取って、きれいにしてから収納場所に片付けなきゃなんないものね。洗濯物もすごいし、確かに大変だわ




(片付け最恐の敵は君なんだけどな〜)

(寝ててくれたら、すっごく助かる〜)
皆さんもそろそろ、「荷物は少なくて良いんじゃないかな」と思い始めたのではありませんか?
もし準備したり片付けたりが面倒になったり、家の中に収納場所がなくなったりして車の中に積みっぱなしになったら、どんなに高級車のヴェルファイアでも、ただの物置になりかねません。
ラゲージスペースが小さいなら小さいなりに、荷物を増やさずに工夫してお出掛けすることも大事なのではないでしょうか。
実際に、エスティマで家族4人でキャンプに来ていたという目撃情報もあります。もちろん、荷物はとても少なかったそうですよ。
乗り心地
次に乗り心地の評価ですが、これは皆さんの想像通り、ヴォクシー、エスティマ、ヴェルファイアの順で評価は高くなっていきます。
ただ、こちらの方にも、少々意外な落とし穴が。
「大空間高級サルーン」をキーワードに開発され、新幹線のグランクラスのよう、との評価を得ているヴェルファイアですが、乗っていて気分が悪くなる人もいるようです。
「後部座席はふわふわした感じがして酔ってしまう」らしいです。大の大人がゆったりとくつろげるシートは、体の小さい人や子供には不安定で揺れやすいのかもしれませんね。
またキャンプ場などは、曲がりくねった道や、時には悪路の先にあることも多いので、乗り物酔いをしやすい環境になってしまうのかもしれません。


シートが高級になればなるほど車酔いしやすいようなので、乗り物酔いのひどい人がいる場合は注意が必要です。
それと、シートに関してもう一点。
私の個人的見解なのですが、高級車ではない方がシートの凸凹が小さくて、フラット空間を作りやすいようです。
ヴォクシーでは、「シートをフラットにしたら、後はお布団を敷いたら大丈夫」という強者もいるようです。
それから、乗り心地とはちょっと違うかもしれませんが、もう一つ。
ヴォクシーとヴェルファイアは低床化されていますので、お年寄りや小さな子供でも乗り降りしやすいのが特徴です。
それに比べて床が高くなっているエスティマは、座席の位置も高くなっていますので見晴らしが良いです。後部座席ではその恩恵も少ないですが、運転をするのはとてもラクです。


アウトドアに出掛ける時は、大抵長距離を運転することになると思うので、運転手に優しいというのもポイントが高いのではないでしょうか。
燃費
燃費性能が一番優秀なのは、これも皆さんの予想通りヴォクシーがダントツ1位です。
カタログ数値での比較になりますが、ガソリン車でリットル当たり約4キロ、ハイブリッド車でリットル当たり約6キロ、エスティマよりも優秀です。
この数字は結構大きいですよね!!
では次に、エスティマとヴェルファイアなのですが…、皆さん驚くなかれ、実は燃費性能はほぼ同等でした。というより、ほんのわずかですが、ヴェルファイアの方が勝っていました。

現行の3代目エスティマは2006年に登場し、3度のマイナーチェンジを行ったのみで、根幹的な部分はほとんど改善されておらず、従って規格が13年も前のものなんです。
その間に、ヴェルファイアは車体の軽量化やエンジンスペックの向上に成功し、燃費性能がエスティマに追いついた、ということのようです。
もちろんエスティマも「さすがトヨタ車、なかなかの燃費性能だ」と評価はされているようですが、ファンとしては残念な結果です。


今、世間ではトールサイズミニバンが主流だから、仕方ないのかもな〜
しかしここでも、エスティマは意外な頑張りをみせてくれています。
エスティマは排気量が大きいので、高速巡航だと非常に燃費が伸びます。しかも、あのフォルム!!
荷物を積むには適さなくても、風を切って走るには理想的な形です。
ガソリンモデル限定ではありますが、高速で15キロまで伸びたという、カタログ数値を余裕で超える数値が出ています。
これは素晴らしい数値ですよね!
つまりエスティマは、チマチマ街中を走るよりも、思いっきり遠くへ、高速をかっ飛ばして走るのに適した車だと言えます。
では最後に、3車種の特徴をまとめてみました。
- 室内高が大きく開放感がある
- 十分な荷物を積める
- フラット空間を作りやすい
- 乗り降りがしやすい
- 燃費性能が抜群に良い
- アウトドアの雰囲気に合う外観
- ラゲージスペースの使い勝手が良い
- 座席位置が高いので運転がしやすい
- 高速で燃費性能が良くなる
- 室内空間が一番大きい
- 荷物をいくらでも積める
- 新幹線のグランクラスのような乗り心地
- 乗り降りがしやすい
- 燃費性能はエスティマと同等レベル
まとめ
- エスティマは長距離ドライブでも快適
- 多彩なシートアレンジで車中泊にも対応
- 車中泊のためのグッズも色々とある
- エスティマは遠出に向いている車
エスティマの独特のエクステリア、スポーティーでスタイリッシュと表現する人もいます。私とは受ける印象が違いますよね。
そんな風に、受ける印象は人それぞれでも、あの見た目が好きという根強いファンが多くいると知りました。
人と同じで長所も短所も持ち合わせていますが、長距離ドライブにも車中泊にも工夫次第で十分対応します。
ご家族で、時には気の合う仲間たちと、たくさんの思い出をエスティマと一緒に作っていってください。
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ところで皆さん、キャンプしてますか?
キャンプは敷居が高いと思っていませんか?
キャンプは大変そう、めんどくさい、、、と思っていませんか?それって、道具を工夫することで全部解決しちゃうんです。
どんな道具を選べばよいか、おすすめの道具はどんなものか、この記事で詳しく説明しています。