キャンプに行けば、地頭が良くなり、心身ともに健康になる物凄いメリットがあります。
そしてキャンプの居心地は道具で決まっちゃいます。
皆さんが素晴らしいキャンプを経験して、キャンプにしっかりハマれるように、優れた道具選びのコツとキャンプのメリットを徹底的に掘り下げました↓
忙しい毎日。でもそんなときでも、ふっと時間が空くことってありますよね。天気もいいし、家の中にいるのはちょっともったいない。
でもどこに行くにしても、今からホテルの予約もできないし、交通手段を調べるのも面倒。そんな時に、気軽に行けるから心にもお財布にもお手軽な、ジムニーで出かけて車中泊まで含めたアウトドアを考えてみました。
あまり段取りに気を使いたくないなら、やはり自家用車で出かけるのがベストです。そして今日中に帰らなくても良い、というシチュエーションなら車中泊をしちゃいましょう!
今回はアウトドア車として人気の高い、ジムニーで出かけてみました。
目次
【アウトドア】車中泊で重要なことは快適さ!

お手軽なアウトドアとはいえ、車中泊まで考えた場合、しっかりとした準備が必要です。
もちろん車で寝泊まりすることは難しくないですが、車中泊でアウトドアを楽しむなら、節約をして苦しい思いをするのは本末転倒です。
というわけで、必要なものを確保して経済的で楽しい車中泊を目指しましょう。安くて楽しいアウトドアがしたいですよね。
まず最初に、車中泊とホテルを利用した宿泊とを比較してみました。
区分 | コストの高さ | 快適性の度合 |
車中泊 | 低(ほぼ0) | 低 |
ホテル泊 | 高 | 高 |
ホテル泊を考えた場合、コストはピンキリでしょうから、ある程度快適性があれば、あとはいかにして費用を下げるかという考え方もあるかもしれません。しかし車中泊の場合、宿泊にかかるコストはほぼ0です。
というわけで、快適性をいかに上げるかが車中泊で快適にすごすための最大のポイントになります。
アウトドアを楽しむなら季節を選ぼう!―快適な車中泊のためにー

車中泊での快適性を追求していきましょう。車中泊はどんな季節でもOKでしょうか?
出鼻をくじかれてしまうかもしれませんが、真夏と真冬は車中泊はあまりお勧めできません。
理由は当然ながら、真夏なら夜が暑すぎる、真冬の夜は寒すぎるからです。
車中温度は、外気温とほぼ同じだと考えてください。真冬の場合、服を着たままでシュラフに入ったところで、凌げる寒さには限界があります。
車は暖房が効いているときは暑い位になりますが、暖房を切ると外と同じ気温になります。寒すぎて寝られなくなるかもしれません。
夏の場合も同様です。車中泊の場合、車内は気温が上がって外気温より高くなることがあります。
さらに、夏なら蚊やその他の虫に悩まされる可能性があります。「車中泊中に虫刺されが酷くてアウトドアが台無し」なんて思い出、作りたくないですよね。
夏の場合はアウトドアということで、夜になると涼しくなる場所があるかもしれません。車で登れるそこそこの標高の山など気候の変化が激しい場所での車中泊はそれなりの対策が必要です。
"車中泊で楽しむ手軽なアウトドア"をするには気温や場所にも気をつける必要があります。
ただし、今回は初心者が大した準備もせずに、ふらっと出かけるということを前提にしていますので適した季節で車中泊をしましょう。

実際の温度だと最低気温が10℃から28℃までの間であれば、誰でも快適に車中泊を楽しめる気候でしょう。となると実際に出かけられるのは、3月から6月、または9月から11月ということになります。
もちろん、出かける場所が山や高原であれば、もっと気温が低くなりますので、適した季節は変わってきます。車中泊を何度も経験すれば、時期も含めて自分のとっておきの車中泊場所が見つかるでしょう。
冬のキャンプに挑戦される方はぜひこちらもご覧下さい。どんな時期でもアウトドアできる上級者を目指しちゃいましょう。
お手軽アウトドアの決定版―ジムニー―

さて、次は今回の主役ジムニーの魅力についてお話しします。
ジムニーの最大の特徴は、ランドクルーザー系の機能を持ちながら軽自動車である、というところにあります。当然、車体価格も税金も安いので、今回のキーワードであるお手軽アウトドアの実現には最大の味方になります。
ジムニーは軽自動車なので急斜面でもすんなり登ることができます。悪路の走行も走破するパワーがあるのでアウトドアにはもってこいです。
次は快適性です。ジムニーは座席をフルフラットにすることができます。 後部座席を倒すことで、170cm位の大人なら2名、ゆったりと休むことができます。
また荷室幅が1300mmで幅もある程度確保できるので寝転んでも窮屈に感じないでしょう。
これが軽自動車ながら車中泊を可能にするこの車の優れたところです。
ジムニーでフルフラットにするとこんな感じです。


ジムニーやるわね。
【アウトドア】車中泊の準備

さて、ジムニーの魅力を再発見し、季節もちょうど良い時期であったとしても、出かけるのはまだ待って下さい。もう少し準備があります。
車中泊となると快適さを求めるのに、ある程度グッズも必要です。 最低限必要なマット、蚊対策グッズ、寝袋を紹介しますね。
アウトドアマット

シートを倒してフルフラットにしただけではシートの凹凸があり、睡眠の快適性を求めるにはちょっと辛いものがあります。また左右のシート間の隙間も気になります。
そこで、アウトドアマットやキャンピングマットと呼ばれるマットの使用をお勧めします。寒さ対策としても必須アイテムです。
このマットは厚いほどシートの凸凹を感じにくくなるので、快適と考えて良いと思います。空気を入れて膨らませるインフレータブルマットが最適でしょう。ただ、エアポンプを持っていく必要がありますので、荷物は増えます。


まっ、お尻の小さな私は大丈夫だけどね!


寝袋を探すなら情報収集は必須です。自分に合ったものを選んで快適に車内で過ごしたいですね。
蚊対策グッズ
窓を開けて眠る季節には、自動車用網戸が必須です。それ以外にも、蚊取り線香や、虫刺され防止薬も活用してください。温度が快適でも、蚊はやって来ます。それとアウトドアが楽しめる場所で出る蚊は、都会の蚊より獰猛です。最大限の対策を取りましょう。
ジムニーはまさに軽自動車のジープという感じで、載せられる荷物はかなり多いのですが、そこはやはり軽なので限界はあります。従って、出来る限り積荷を減らすことが、車中泊の快適さにつながります。しかし経験上マットと蚊対策グッズは絶対落とせません。
寝袋

最低気温が20℃以上の夏であれば、タオルケットなどで十分です。暑さ対策を考えた寝具でOKです。しかしそれ以外の季節だと、気温対策をするために必要な寝具があります。
とはいってもお手軽なアウトドアがテーマです。寝具も最低限で行きましょう。ここでは、車中泊をするドライバーの服装は長袖長ズボンを前提とします。
というのも、半袖半ズボンだと夜の気温が10℃~15℃まで下がった時に、厚手の布団でないと寒さに耐えられないでしょう。これでは、せっかくのアウトドアが台無しです。
長袖長ズボンの場合、寝具は毛布2枚でほぼ大丈夫です。ただ、より保温を重視したい方は、少しお手軽感が薄れてしまうのですが、寝袋(スリーピングバッグ)を使いましょう。
ちなみに寝袋には大きく分けて、封筒型とマミー型があります。封筒型は形が長方形で文字通り封筒の形をしています。出入りが簡単で大体5千円以内で買えちゃうので、よりお手頃です。
一方マミー型は文字通りミイラをイメージした形です。封筒型と比べて値段も通常1万円以上と高い代わりに、保温性は優れています。より本格的なアウトドアを目指す方用ですね。
マミー型と封筒型の間をとった形の寝袋もあります。
封筒型のように広げてブランケットのような使い方もできるし、マミー型のように頭まですっぽりかぶって寝ることもできます。
自分に合った寝袋を選ぶことも快適性を高めることの一つですから、妥協しないで選びたいですね。
まとめ
- コストがほぼ0の車中泊はいかに快適さを追求できるかが鍵
- 真夏と真冬は覚悟が必要、車中泊上級者になってからがおすすめ
- お手軽アウトドアに最強のジムニーの魅力とは
- マットレスと蚊対策グッズは車中泊の必須アイテム
頭の中を整理して、最低限のものだけ用意出来たら、思い切って出かけてみましょう。実際にアウトドアを体験すると、「あれを持ってくれば良かった」というものが必ず出てきます。
しかし、不便を楽しむというのもアウトドアの楽しみの一つです。またアウトドアの楽しみ方も人それぞれですから、その人ごとの必須アイテムがあってしかるべきでしょう。
“ジムニーでアウトドアに出かけて車中泊“というのは、究極の“お手軽アウトドア“に間違いありません。私の考えとしては、あまり何も足さずに、できる限りシンプルにアウトドアでリフレッシュすることを理想としています。共感された方、是非「気楽」に「手軽」に出かけてみて下さい。
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