キャンプに行けば、地頭が良くなり、心身ともに健康になる物凄いメリットがあります。
そしてキャンプの居心地は道具で決まっちゃいます。
皆さんが素晴らしいキャンプを経験して、キャンプにしっかりハマれるように、優れた道具選びのコツとキャンプのメリットを徹底的に掘り下げました↓
アウトドアしてみたいけど、そもそも車がたくさんありすぎてどれで行ったらいいか分からないという方も多いはず。
私も車中泊を始めるときはどの車がいいのか分からず悩みました。そんな私がアウトドア初心者の方におすすめする車はスズキのハスラーです。
今回は車中泊もアウトドアも初めての方でもすぐ始められるように車中泊のメリットから車選びのポイント、さらに気を付けることを一から紹介します。
目次
やらなきゃ損!?車中泊にはメリットいっぱい!
車中泊なら予定に縛られない自由な旅が可能!

ホテルに泊まる普通の旅行の場合、何時までにチェックインして、何時に夕食を済ませてとか、何かと時間に縛られることって多いですよね。
私も前にホテルに向かう途中でたまたまおしゃれなカフェを発見!なのにチェックインに間に合わなくなるからということで、渋々断念…。なんてことがありました。
でも車中泊であれば、そんなことは心配いりません。
例えば、深夜に目的地に到着しても、チェックインの時間を気にする必要はないですし、そのまま車の中でお昼までゆっくり寝てても全然問題ありません。
食事だって好きな時に食べて、朝食を食べたくなければ無理して食べなくてもいいんです。 ホテルでは時間が決められているけれど、車中泊ではそんなことありません。
車中泊はこんな気まぐれな私には本当にぴったりなんです。
車中泊で宿泊費を浮かせて経済的

旅行で一番の出費といったら、何といっても宿泊費。車中泊なら場所にもよりますが、タダか僅か数千円で家族みんなで泊まれちゃうんです。
この浮いたお金で、旅先で今まで手が出せなかった豪華な食事をしてもいいですし、年に一回ぐらいしか行っていなかった旅行を、年に何回も、しかも家族水入らずで旅行を楽しむっていうのも素敵じゃないですか。
私には一人息子がいて夫婦共働きなので、なかなか一緒にいられる時間が少ないんですが、車中泊をするようになってから家族みんなで過ごす時間が増えて、家族の絆がぐっと強くなった気がします。
後で紹介しますが、車中泊には色々なグッズを購入する必要があります。そこで気になるのがやっぱり費用ですよね。でも安心してください。
必要なグッズを全て買ったとしても10万~20万円ほどで買えます。
ちょっと高いなあと思われた方もいるかもしれませんが、ちょっと計算してみてください。
仮に家族3人で二泊三日の旅行に出かけて、宿泊費が全部で6万円ぐらいだとしましょう。それをもう一回、さらにもう一回したら、いくらになりますか。
ですが、ホテルの宿泊の代わりに車中泊に切り替えれば、すぐ元は取れちゃいますので安心してください。
気軽にアウトドア気分が味わえる!

アウトドアってやってみたいけどちょっと難しそうって思っていませんか。
釣りをして魚をさばいたり、薪を燃やしたりと、ちょっとハードルが高いと感じるかもしれませんね。
でも意外と手軽なんですよ。私はカセットコンロを持っていって、朝湧き水でコーヒーを淹れるんですが、もう絶品なんです。味ももちろんなんですが、きれいな山の景色を見ながら飲むコーヒーはもう最高!
自分で淹れたからっていうのもあるんですけど、自然の恵みありがとう!っていう感じです。喫茶店で飲むのとは全然違う味がしますよ。
あと、普段の生活では味わえない地元の食材を買ってきて、バーベキューするのもおすすめです。野菜ってこんなに甘くて美味しいんだって、感動しますよ。
また運がよければ、夜は雄大な星空を眺めながら寝て、朝は小鳥のさえずりを聞いて目を覚ますなんてことも。どれもホテル泊ではできない体験ばかりです。
車中泊のための車選びのポイント

車中泊してみたいけど、色んな車がありすぎてどれにしたらいいかお困りではないですか。ここではそんなお困りの方に3つの車選びのポイントをご紹介します。
フルフラットにできること
フルフラットとというのは、座席を90度横に倒したときの水平な状態のことで、写真ではこのような状態から…

こんな状態になることをフルフラットと言います。

フルフラットにならなくてもリクライニングを倒せば寝れるんじゃと思っていませんか?それでも寝ることはできますけど、一日の疲れを取るためには水平なところで寝るのが一番ですよ。
夜行バスを利用されたことのある方なら分かるかなと思うんですが、目的地に着いた後、だるさや眠気が残っていることはないですか。どんなに快適な席でも水平じゃないと寝られないですよね。
写真だと段差があって寝にくそうに見えますが、安心してください。後ほど紹介するマットを使えば、車内でも家のベッドで寝るのと同じように快適な睡眠を得ることができます。
十分なスペースが確保できること

フルフラットにできれば快適に眠れると思いきや、スペースも大事なポイント。奥行きが自分の身長プラス10センチあることを確かめてください。
自分の身長より狭いと、体を曲げて寝ないといけなくなるので、朝起きたときに腰が痛い…なんてことも。
またスペースが広ければ広いほどそれだけ多くの物を車中泊に持ち込めます。つまり車中泊がもっと楽しくなりますよ。私だったら、釣り道具に、テントに、望遠鏡に、ハンモックに…持って行きたいものを挙げたらキリがないですね。
天井が高いこと

最後のポイントは倒した座席から天井までの高さが100センチ以上あることです。日本人男性の平均座高が91センチ、女性が84センチと言われているので、100センチの高さがあれば、圧迫感なく過ごせます。
おすすめの車はハスラーで決まり!

2014年に発売されたスズキの軽自動車ハスラー。見た目が可愛らしくて車に興味がない女性の方でも乗りたくなってしまうんじゃないでしょうか。
軽自動車で車中泊をするのを想像すると、いくつかの不安が…。でも心配はいりません。何たってハスラーは車中泊用に造られた車なんですから。ここでは4つのおすすめポイントを紹介します。
遊び盛りの子供も大満足!快適な車内の広さ
車中泊をするために大事なのは車内の広さです。ここではハスラーの広さを見てみることにしましょう。下の動画をご覧ください。
すごく広そうですよね。ハスラーの車内の広さを、ベッドのサイズと比較してみました。
縦(cm) | 横(cm) | |
---|---|---|
ハスラー | 210 | 110 |
セミダブル | 195 | 120 |
シングル | 195 | 97 |
つまり、横幅がちょっと狭いセミダブルのベッドぐらいの広さぐらいあるんです。さらに室内の高さは125cmもあります。
大人が座った状態で手を伸ばして着替えたり、小さいお子さんでしたら立って歩き回ったりすることもできちゃいます。大人二人と小さなお子さん一人で川の字で寝るにはちょうどいい広さです。
私が子どもだった頃、雪で作った鎌倉やテントの中に普段仕事で忙しい両親と一緒に入るのが大好きで、 二人を独り占めしているような特別な空間でした。だからもし自分が今も子どもだったら、きっと「超」がつくほど喜んでいるでしょうね。ハスラーでお子さんにとってもワクワク、楽しい車中泊になるはず。
こんなところにも収納が!?
ハスラーの便利な車内設備
ハスラーの人気の秘密はなにも見た目や広さだけではありません。その理由の一つはその便利な車内設備にあります。

上の写真を見てください。助手席を倒すとテーブルとして使うことができます。これなら移動しながら何か軽食を取るときに一役買いそうですね。さらに…

助手席の中には収納ボックスが。車内にシューズボックスはないので座席をフルフラットにしたときは、写真のようにここに靴を入れてもいいでしょう。

ほかにも、天井にネットを取り付けて、ここに移動中に急に寒くなったときのために上着やブランケットを置いておくのはどうでしょうか。
ただし、収納スペースが豊富にありそうに見えるハスラーなんですが、テントや毛布など大きなものを入れられる収納スペースはありません。
そこで、車の上に取り付ける大型のバックを使ってみましょう。完全防水なので雨でも安心!ハスラーの見た目もより車中泊に行くぞっていう雰囲気が増して旅行がますます楽しくなりそうですね。
ハスラーは走りもバツグン!
オフロードでもグイグイ進む

車中泊で行くところは急カーブが続く山奥だったり、舗装されてない砂利道だったりすることもあるでしょう。そんな時に雨や雪が降ったりしたら運転するのが怖いと感じる方もいるんじゃないでしょうか。
でもハスラーは軽自動車としては世界で初めてのSUV(Sport Utility Vehicle)を導入した車で、SUVというのは雪道や砂利道などのオフロードでも安定して走行できる車のジャンルの一つです。
ましてや最近はゲリラ豪雨などの影響で、運転中に道路が冠水したなんてことも珍しくありません。ハスラーは車体が高くできているので、かわいい顔をしているだけじゃなくてそういった自然災害にも強い車なんです。
ハスラーは純正オプションが充実

快適な車中泊をするためには、車だけあればいいわけではありません。後で紹介しますが、マットやシェードなどが必要不可欠。車中泊グッズを自分で買おうとすると、寸法を自分で測るのも手間だし、買うものが自分の車に合うのか不安ですよね。
でもハスラーは純正オプションが用意されているので、どれもサイズがぴったり。自分が好きなオプションを買って、外見だけじゃなくて中身もかわいくできちゃいます。
気になるお値段ですが、純正オプションのベッドクッションを左右2枚買うとなんと約8万円にも!ちょっと高いかなと思われたら、市販のマットを使うのもアリでしょう。
ハスラーで車中泊を楽しみたいという方はこちらの記事もおすすめです。
快適で楽しい車中泊にするために注意する3つのこと

車中泊をするにあたってどんなことに気を付けたらいいのと悩んでいる方も多いはず。でも注意するポイントと対策をしっかり把握しておけば、誰でも楽しめますよ。
車中泊の場所

車中泊ってそもそもどこでしたらいいんだろうって疑問に思っている方、いませんか。ポイントはトイレと水道があるところです。
キャンプ場以外にも高速のサービスエリア、地方空港の駐車場、道の駅など色々な場所で車中泊は可能です。ですが、夜ある道の駅で泊まろうとした時に車中泊禁止の張り紙を発見したことがあるんです。
その時はもう大変で、急遽近くのホテルに泊りました。どうやらマナーの悪い旅行者が増えたせいで、一部の道の駅で車中泊を禁止するところが出ているそうなんです。


確かに道の駅は元々車中泊をするための場所ではないですから、マナーが守られなければ禁止になるのは当然といえば当然なんですが、ちょっと残念ですね。
そんな道の駅ですが、中には車中泊を歓迎しているところもあるので、行く前に調べてみてください。
私が車中泊が初めての方におすすめするのは、日本RVパーク協会という協会が認定している車中泊専用の施設です。認定している場所は全国に104ヶ所あって、車中泊旅行者にとって嬉しいサービスがあるんです。
- 100V電源使用可能(携帯やパソコン充電ができます)
- ごみ処理
他にも一部の施設でWi-Fiが使えたり、家族で料理できるようにバーベキューセットがあったり、中には温泉が併設されていたりするところも。
施設利用料として1000円~2000円ほどかかるんですが、何たって車中泊専用ですから、道の駅などで一般の利用者の中に混じって、肩身の狭い想いをしながら車に泊まらなくていいのが一番の魅力です。もうバンザーイっていう感じです。
もし泊まる場所を迷っているのでしたら、RVパークに行ってみてください。
JAFの公式ブログ「Park blog」で、RVパーク認定の施設の様子が少しだけ紹介されていました。気になる人はのぞいてみてください。
カギだけじゃ不十分!?車中泊の防犯対策

変な人が急に車に入ってきたらどうしようって不安に思ったことはないですか。お金や物を取られてしまったら、 旅行どころではありません。 楽しい旅の雰囲気までも台無しです。
私も初めて車中泊するときはちょっと怖かったんですけど、防犯対策をきちんとしておけば、かなりの高い確率で犯罪から身を守ることができます。
まずこれは当たり前ですが、寝る時は必ずドアを施錠して、そして少し明かりをつけておいたり、小さい音でいいですからラジオをつけておいたりするのもいいですよ。
もし自分が犯人だったらということを想像してみてください。 外から見て誰か起きている人がいるかもしれないと思ったら、犯行しにくいですよね。
見せかけるのって意外と効果的です。防犯グッズにも「録画中」のステッカーもあるので、そういうステッカーを貼ってみるのもおすすめです。
十分な休息を取る

長時間の車での移動って乗っているだけでも結構疲れますよね。
疲れが溜まりすぎて何もしたくない、なんてことになったら、せっかくの旅行が台無し。
そうなる前に十分な休息を取りましょう。
運転で身体中ガチガチ!なんていう時は、温泉に浸かれば心身ともにすっきりします。
車中泊のついでに普段行けない山奥にある秘湯に寄ってみるのも面白いですよ。
新鮮な空気を吸って、心身共にリフレッシュしましょう。
車中泊に必要なグッズを揃える

車中泊には一体何を持っていたらいいのかと悩んでしまいますよね。
私も最初は悩んで悩んで、ちゃんと準備したつもりだったのにいざ行ってみたら、あれもこれも必要だったんだと、行ってみて気がついたことがたくさんありました。
持っていくものは旅行中に何をしたいかによって変わると思いますが、最低限これは誰でも必要だろうというものを紹介しますね。
ポータブル電源
これは携帯を充電できるモバイルバッテリーのさらに大きい版だと思ってください。携帯の充電だけじゃなくて、湯沸かし器や電気毛布、さらにIHにも使えます。実は最近まで私はカセットコンロや寝袋を使っていました。
やっぱり電化製品って便利ですよね。それまではお湯を沸かすのにカセットコンロを使っていたんですけど、結構時間がかかるし、ガスがなくなったら買いに行かないといけないので意外と面倒なんですよね。それに子どもがいたずらしたら危ないですし。
その点、電気を使えばすぐ沸きますし、電気毛布だと軽いし、どんなに外が寒くてもぬくぬくで、夏場は扇風機かクーラーを点ければ、朝までぐっすり眠れますよ。逆に快適すぎて朝外に出たくなくなりそうです。
もちろん車中泊だけのためじゃなくて、今いつどこで自然災害が起こってもおかしくはないので、停電したときのために充電したポータブル電源を持っていたら、きっと重宝しますよ。
マット
フルフラットにできる座席であってもデコボコ感が残ったりします。そんな時はマットを敷いてみましょう。空気を入れて使うエアマットなら、コンパクトですし、家のベッドと同じくらいふかふかで気持ちいいですよ。
カーテン
車内で家族で楽しく過ごしている時に、外から人にジロジロ見られたら気になりますよね。それに冬場は窓から冷気が入ってくるので、車内の温度がそのせいで下がることも。
それでカーテンをつけてみたことがあったこの私。でも夏換気をするために窓を開けたら蚊が入ってきて大変なことに。そこでネットで何かいい物がないかなと探していたらありました!
何がすごいかと言うと、一つでカーテンと網戸の代わりになるんです。二枚の構造でできていて、一枚剥がすとメッシュになっていて、窓を開けて換気をしても虫が入ってこない優れ物。
伸縮性のある素材でできているので、どの車にも使えますよ。
ちなみにハスラー専用のシェードもあります。専用だけあってスタイリッシュなデザインですよね。ただお値段が車全体に貼れて8924円。上のサンシェードと比べると結構するので、デザインにこだわりたい方はこちらがおすすめです。
照明器具
車の備え付けのライトを使えばいいのではダメなのって思った方いませんか。短時間ならそれでもいいのですが、長時間使い続けると車のバッテリーが上がってしまうため、ライトを持っていきましょう。特にLEDの立てかけられるライトでしたら、おしゃれで雰囲気もぐっと変わりますよ。
まとめ
- 車中泊は予定に縛られず、経済的で気軽にアウトドアが楽しめる
- 車選びのポイントは、フルフラットにできることや圧迫感のない広いスペースがあること
- ハスラーは見た目のかわいさだけではなく、中も車中泊に適した十分な広さ、便利な車内設備、オフロードでも走れる力強さ、純正品が豊富
- 注意することは、停車場所、 防犯、十分な休息、必要なグッズを揃える
車中泊には普通の旅行にはない魅力を感じていただけましたか。もしまだ車中泊をするかを迷っているようでしたら、車中泊でしたいことを想像してみてください。
私は息子がもっと大きくなったら、星空を眺めながら地元のワインを片手に将来のことを話してみたいですし、蛍を車内に放して幻想的な空間(火垂るの墓みたいな)にできたら楽しそうじゃないですか。
私ってもしかしてバカって思ったりもしますが、そんなことを時々想像したりするのが好きです。他の人に言うにはちょっと恥ずかしいですが、車中泊の楽しみ方は無限にあります。想像を膨らませるだけで幸せな気分になってきたら、ぜひ車中泊をしてみてくださいね。
スポンサーリンク
ところで皆さん、キャンプしてますか?
キャンプは敷居が高いと思っていませんか?
キャンプは大変そう、めんどくさい、、、と思っていませんか?それって、道具を工夫することで全部解決しちゃうんです。
どんな道具を選べばよいか、おすすめの道具はどんなものか、この記事で詳しく説明しています。
車中泊ブームに火をつけた「道の駅」が次々と宿泊禁止に キャンプ場と勘違いする利用者増加?
道の駅はあくまで「休憩する場所」だということを忘れないようにしないとね。