キャンプに行けば、地頭が良くなり、心身ともに健康になる物凄いメリットがあります。
そしてキャンプの居心地は道具で決まっちゃいます。
皆さんが素晴らしいキャンプを経験して、キャンプにしっかりハマれるように、優れた道具選びのコツとキャンプのメリットを徹底的に掘り下げました↓
以前まではメジャーではありませんでしたが、今やキャンプにペットを連れてる人って珍しくないですよね。
でも、調べてみると猫ちゃんとのキャンプの情報って思った以上に少なくてアウトドアを楽しみたいけど心配・・・という方のために愛猫とアウトドアを楽しむための注意点からおすすめのキャンプ場までまとめてみました。
目次
猫はキャンプに連れて行ってもいいの?





吾輩たち猫とキャンプというと突拍子のない話だと思う人間もいるけど、むしろ近年多くなってきてる震災や大きな災害に備えて外慣れしておくという意味で吾輩たちを連れ出す人間も少なくないのにゃ!


それぞれ向き不向きがあったり、注意点も多いからそこをしっかり踏まえて安心安全なキャンプにして欲しいのにゃ。
以前まではメジャーではありませんでしたが、今やキャンプにペットを連れてる人って珍しくないですよね。
でもキャンプサイトなんかを見ていると出てくるのは犬を連れている人の話が多いですよね。キャンプ場の方もドックランを併設してたり、ペット連れは犬、のイメージは強いです。
しかし猫派の私は思いました、にゃんこブームは全盛期ほどとは言わずともまだまだ続いており、猫のグッズやペットサービスは多いです。それならばアウトドアだって猫ちゃんと楽しめるのではないでしょうか?
気になって調べてみたら意外や意外、ねこちゃんとアウトドアを楽しんでいる人は結構いるのです!
しかし猫は性質上環境の変化にとても弱く、犬などに比べるとキャンプのハードルはどうしても高くなります。
そんな猫ですが、昨今頻繁に起きている災害の影響で、いざという時のために自分も猫も外慣れしておきたい、長期間家を開けておくのは心配だけど、ペットホテルに預けるなら飼い主と一緒にいたほうが猫も落ち着くなどの理由から愛猫をキャンプに連れて行く飼い主さんも徐々に増えてきています。
ここ最近はペットブームもあり、キャンプ場の中にはペットの連れ込みが可能な場所もあり、愛猫を連れてのキャンプも可能になってきています。外に興味があったり、抵抗のない愛猫であれば自然と触れ合えるいい機会になります。
ですが、やはり家とは違うので、注意点や持っていくべき道具の準備を怠ると愛猫に余計なストレスや負担をかけてしまうので、準備は万全にして行く必要があります。
ペットと一緒にお出かけするのにはどうしたらいいか気になりませんか?他にもこのような記事もあります。
猫とキャンプに行く前に:事前チェック編





などなど、チェックすることは山積みなのにゃ。

せっかちなのは悪い癖ね。

お互い楽しくアウトドアをするためには日頃の積み重ねが大切なのにゃ。
チェックその1:外に連れて行っても大丈夫な性格か
私たち人間にもアウトドア派とインドア派がいるように、猫にも外に興味津々、獣医に連れて行く時も全然平気、と言う猫もいれば、飼い主さんのそばにべったりでお風呂もトイレも後追いしてくるような猫まで様々な性格の猫がいます。
室内飼いの愛猫であれば外は縄張り外になるので出たがらなかったり、臆病な猫であれば、外に出るだけでパニックになってしまうこともしばしばあります。
なので、キャンプに行く前にまずは愛猫を外に出しても大丈夫な性格か念入りにチェックをしてから連れて行くようにする必要があります。
また、外に出てパニックにならないよう、ハーネスをつけて近所を散歩してみたり、ドライブに連れて行ったりなどして徐々に外の環境になれさせてあげる必要があります。


そんなところも猫ちゃんの魅力よ。
チェックその2:ワクチン接種
愛猫を外に連れ出す際、心配なのが外を歩くことにより、室内にはない菌に感染してしまい感染症を起こしてしまうリスクがあることです。
キャンプに行く前には必ず動物病院へ受診して、かかりつけの獣医さんに相談をした上で、必要であればワクチン接種を行うようにしましょう。
また、キャンプ場など草木の多いところではダニやノミもいるため、ダニ・ノミ対策も必要になります。

チェックその3:迷子札・マイクロチップの装着
ハーネスやリード・キャリーケースなどで逃がさないように万全を期しても突然のハプニングで愛猫と離れ離れになってしまう可能性もあります。
その時に迷子札やマイクロチップの装着を行っておくと、見つけられる可能性がぐんとあがりますので必ず装着をしておくようにしてください。
特にマイクロチップは一回の埋込みで30年と半永久的に使えますし、首輪や迷子札と違いなくすこともありません。キャンプの時以外でも、突然の災害やうっかり家から出て行ってしまって保護された時にすぐ身元が確認できるので、埋込みをしていない場合はぜひ埋込みの検討をしてください。
費用は動物病院によって異なりますが、一般的には数千円から1万円程度にまります。自治体によってはマイクロチップ推進事業として費用の一部を助成してくれているところもあるので、お住まいの自治体に問い合わせてみてください。


猫とキャンプに行く前に:環境づくり編





実践の前にまずは練習が必要だにゃ。長距離運転に耐えられるようドライブ練習、ハーネスとリードの装着練習などなど・・・キャンプまでには慎重すぎるほどの念入り調整が必要にゃ


どんな猫でも慣れない環境に身を置けばストレスを感じてしまいます。キャリーバッグやお気に入りの隠れ場所を作ってあげて車内やキャンプサイトでも愛猫がリラックスできる環境づくりをしてあげることが大切です。
安心して一息つける場所があるだけで愛猫も落ち着いてキャンプを楽しむことができますよ。
チェックその1:ハーネス・リードに慣れさせる
愛猫とアウトドアをする際には必ず必要になるのがこの2つになります。
慣れない環境に戸惑い、愛猫が走って行ってしまうことのないように、必ずハーネスとリードの装着は必須になるので、キャンプに行く前から自宅などでハーネスとリードを着ける練習をして、装着した状態に慣れさせる必要があります。
犬みたいに首輪に直接リードじゃダメなの?と思われる方もいるかとは思いますが、首輪はリードを引っ張った時に首に圧力が掛かって危険ですし、しっかり止めているつもりでも簡単に抜けてしまうことも多いので、ハーネスのほうが安心です。
ハーネスにも大きさや材質などの違いがあり、種類が豊富なので、飼っている愛猫に合わせてぴったりなものを選んであげてください。


それに、服嫌いの猫ちゃんも多いから、慣れさせておくのもどの猫ちゃんも必要よね。
チェック2:車に慣れさせる
キャンプ場への移動はほとんどの人が車になることかと思います。しかも自然豊かなキャンプ場は山や、大きなな建物の少ない山中にあることがほとんどなので、キャンプ場まで長距離運転になることが多いかとおもいます。
猫も人間と同じで、乗り慣れていない車に長時間乗ることによって車酔いを起こしてしまったり、慣れない環境に不安を感じてずっと鳴き続けることもあります。



猫にとって車での移動にはストレス要素が多いので、キャンプ場につくまでの間、少しでもストレスを少なくするためにこまめに車に乗せて慣れさせておく必要があります。こまめに車に乗ることで、車も自分のテリトリーだと認識してくれれば、移動も比較的落ち着いて行えるようになります。
また、愛猫をドライブ中のストレスから守るために必要なことがあります。
- キャリーバッグに入れてシートベルトでしっかり固定してあげる。(振動対策)
- パニックになって暴れて怪我をしないようにあらかじめ車のシートにタオルをかけておく
- トイレは使い慣れたものを持っていく(車用に新しいものを準備したのであれば慣れさせる)
- 水をこまめに飲めるように設置しておく
- 車内をできるだけ無臭にしておく(芳香剤などを取り外しておく)
猫ちゃんのために環境整備をしてあげてくださいね。
実際の運転では運転をゆっくりして振動を少なくする、こまめに休憩をとって愛猫の様子を見るなどを心がけてあげてください。

猫とキャンプに行く前に:グッズ準備編

さあ、待ちに待った準備編です。
大まかに愛猫とアウトドアをするのに必要となってくるのが以下のものになります。
- ハーネス・リード
- キャリーバック
- 猫トイレ・猫砂・スコップ
- 排泄物用バケツ・ビニール袋
- 猫のご飯・水・食器
- お気に入りの隠れ場所(ペット用テントやキャリーバックなど)
- 虫除けグッズ
- 毛布(キャリーバックにかけたり寝床に敷いたりなど)
ご飯や毛布など、普段使用しているもので代用可能なものもありますが、ハーネスやキャリーバックなどは準備が必要になるかと思います。
その中で、人気が高いものをピックアップしてご紹介していきます。



キャンプグッズ準備編:ハーネス
ハーネスとは胴の周りに巻く胴輪のことです。ハーネスにリードを付けることができるのでアウトドアの際には必須となります。ハーネスには紐タイプとベストタイプの2種類ありますが、それぞれのメリット・デメリットがあります
-紐タイプハーネス-
【メリット】
・持ち運びしやすい。
・愛猫の体に負担が少なく、動きやすい。
【デメリット】
・脱げやすく、脱走の危険がある。
・紐が食い込むために違和感を感じる。
・首に食い込み、気管支を痛める可能性がある。
おすすめ紐タイプハーネス
獣医師と共同開発された紐タイプリードです。装着させるのが簡単で愛猫にも飼い主さんにもノンストレスなのはもちろん伸縮性のあるバンジーリードで操作性も抜群です!愛猫の喉元を締め付けない作りになっていて安全性も高いハーネスです
首と胴回りの2箇所に装着するタイプの紐ハーネスです。首と胴回りの太さを調節することができるので愛猫の大きさにぴったり合わせて使うことができます。
緩めに装着すると外れてしまうので、程よくしっかり装着する必要があります。
-ベストタイプハーネス-
【メリット】
・紐による締め付け感がない。
・体を覆っているため、脱走の危険性が少ない。
・デザインが豊富。
【デメリット】
・体を覆うため嫌がる愛猫が多くハーネスに慣れるまで時間がかかる。
・匂いや肌触りなどで愛猫が嫌がる場合がある。
おすすめベストタイプハーネス
裏地にコットンを使用した優しいベスト型ハーネスです。裏地のコットンが引っ張られた時の衝撃を吸収してくれるので体が弱かったり、年寄りの愛猫にぴったりです。
着脱はマジックテープの着脱式なので装着も簡単です。
ファッション性が高いですが、裏地はメッシュ素材を使っているので通気性の良い作りになっています。
アジャスターで体にフィットするように調節も可能なのでしっかりフィットさせることが可能です。


キャンプグッズ準備編:キャリーバック
愛猫と外出するときに必須になってくるのがキャリーバックです。特に今は防災グッズの一つとして備えておく飼い主さんも多いです。
しかしキャリーバックにもさまざまな種類が有り、使う場面によってメリットデメリットがあります。今回はメジャーなクレートタイプのキャリーバックを紹介していきたいと思います。


このイラストのやつみたいなのなんだけど。


それに、ほかのタイプのと違ってキャリーバックがそのまま寝床として使えるのもポイントだよ。
キャリーバックも愛猫が移動中やアウトドア中入っていることが長くなることが予想されるので事前に慣らしておいておく必要があります。
おすすめクレートタイプキャリーバック
ブリーダーなどのプロも利用しており、使いやすさや強度はばっちりなリッチェルのキャリーバックです。
ワンタッチで扉の取り外しが可能なほか、上扉も取り外しができるので愛猫の出入りも簡単に行えます。シートベルトの固定機能もついているので運転中も安心して座席に乗せておくことができます。
別売りのキャリーベルトを装着すれば肩がけも可能なので、持ち運びの幅が広がるのもポイントです。

キャンプグッズ準備編:ポータブルトイレ
普段使っているトイレも匂いがついているもの(匂いがあることで安心するため)でもちろんいいのですが、やはり大きさがあるので持ち運びには大変ですよね。
そこでお出かけ用のポータブルトイレがおすすめなんです。
折りたためるタイプのものが多く、使うときに広げればトイレとして使用することができます。災害等の緊急時にも活用できるので、緊急時用に備えている飼い主さんも多いようです。
おすすめ猫用ポータブルトイレ
折りたたみタイプで折りたたみ時は縦約19cm横約13cm厚さ4cmとかなりコンパクトになります。高さも付けてあるので足掛けもでき、砂の飛び散りも防ぎます。
内側に厚い防水布を敷いてあり、おしっこモレを防ぎ、汚れた時も水洗いが可能になっています。
猫とキャンプ:実践編

ハーネスやリード、ドライブも慣れてきたらついにキャンプデビューです!ただし、念願のキャンプがかなったといっても油断はできません。キャンプ場にも注意するべき点はあるので、よく確認が必要です。
キャンプ場での注意点:キャンプ場のルールを守る
猫がいる・いないにかかわらず、ルールを守ることはキャンプ場を利用するうえで一番大切なことです。しっかりとルールを守って楽しく利用しましょう

私たちの行動しだいで、そのあとのキャンパーさん達に迷惑がかかるかも知れないことは、常に気にしておく必要があるわよ。
キャンプ場での注意点:虫除け対策を行う
キャンプ場は自然が多く、その分蚊やダニ、ノミなどの害虫も多く見られます。虫が愛猫について皮膚炎などを起こさないよう対策をしっかりしておく必要があります。
しかし猫は毛づくろいなどで虫除けの薬が体に入りやすく、副作用なども多いので、虫除けグッズも注意が必要です。できるだけ安心安全なものを準備してあげましょう。
こちらのスプレーは”舐めても安全“をうたう天然ハーブの虫よけスプレーで愛用者も多いです。
毛づくろいで舐めたときや、肌についたときの安全性にこだわり、選び抜いた天然ハーブを独自に配合することによって高い虫除け効果を引き出しています。
その他、ノミよけの首輪や蚊取り線香、虫除け線香などの商品も出ていますが、物によっては副作用の報告も出ているためよく確認をすることをおすすめします。

餅は餅屋なのにゃ。
猫と楽しめるおすすめキャンプ場
ケニーズ・ファミリー・ビレッジ(埼玉県)
圏央道、青梅I.Cを降り、岩蔵街道から成木街道を経て名栗・秩父方面へ約30分の山間にある自然豊かなキャンプ場です。
一般サイト・ログコテージ共にペット可ですが、ログコテージの場合はペットの置き去りはせず、ケージに入れての利用が必須になります。また、ペット同伴の場合はテント、マット、毛布、寝袋などのレンタルができなくなるので準備が必要になります。
野外の共同スペース(広場など)では侵入制限等は特に設けていないとのことですが、外に出す際は飼い主の手から離れないようリードとハーネスの装着は必須になります。また、ペット同士の喧嘩や他利用者とのトラブルを避けるため、ほかのキャンプサイトやログコテージ付近での散歩は禁止となっているため注意が必要です。
ファミリー向けで遊び場や近くを通る名栗川を利用した天然プールもあります。
- ケニーズ・ファミリー・ビレッジ(公式HP)
- 〒357-0111 埼玉県飯能市上名栗3196
- TEL:042-979-0300
- チェックイン11:30~15:00 (ログハウスは12:00~) / チェックアウト8:45~10:30(レイトアウトプラン有り)
- 料金:4,000円~ 別途施設利用料あり。
昭和の森フォレストビレッジ(千葉県)
圏央道茂原北ICより約6分の場所にあるキャンプ場です。キャンプサイトの間隔が広くのびのびと過ごすことができます。
常設型テント・オートキャンプサイト・フリーテントサイトでペットの同伴が可能となっています。
フォレストロッジ(屋内施設)へのペットの同伴は禁止されていますが、広場やアスレチックコースなどの制限は特に設けていないとのことです。
キャンプ場へ問合せをしたところ、常設型テントやレンタルテント内ではペットの入室制限等はないとのことでしたが、レンタルしたものを汚さないことやペットの迷子予防も考えるとケージ内に入れておいたほうがベターですね。
外に出す際はハーネス、リードは必須になります。
- 昭和の森フォレストビレッジ(公式HP)
- 〒267-0062 千葉県千葉市緑区小食土町955
- TEL:043-294-1850
- チェックイン13:00~ / チェックアウト12:00
- 料金:4,000円~
キャンプについてもっと知りたくないですか?他にもこのような記事があります。
まとめ
- 猫はキャンプに連れて行ってもいいの?
- 猫とキャンプに行く前に:事前チェック編
- 猫とキャンプに行く前に:環境づくり編
- 猫とキャンプに行く前に:グッズ準備編
- 猫とキャンプ実践編
- 猫と楽しめるおすすめキャンプ場
キャンプに慣れていないとハードルが高いペット同伴のキャンプですが、工夫と準備しだいで快適に行えます。
しかし、愛猫ちゃんとキャンプをする上で一番大事なのは、無理をさせないことです。外が苦手な猫ちゃんを無理に外へ連れ出すとかえってストレスになり、体調を崩してしまうこともあります。
キャンプを計画する前によく確認と準備をしてから、安全にキャンプを楽しんでくださいね。
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